河北省の法輪功学習者 留置場で虐待死(写真)
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 【明慧日本2014年10月25日】河北省秦皇島市の法輪功学習者・王海金さんは県公安局および留置場で90日間の拷問を受け、9日の早朝に病院で亡くなった。

 王さんは4月22日、自宅で経営していたケーキ屋から警官28人に不当に連行され、県留置場で灌食、殴打、性的虐待、苦役などの迫害を受けて心臓衰弱になり、7月22日に一時出所となった。

王海金在蛋糕店刚开业时在店里照的
王海金さん、自家経営のケーキ屋にて
王海金从看守所被接回家的第三天照的
留置場から家に帰されて3日目の王海金さん

 90日間の迫害によって王さんは見る影もないほど痩せ、体重が90キロから65キロ近くまで減少した。また、殴られて歯がすべて抜けた。当時は食事できず、意識がもうろうとしていて睡眠もできなかった。時に寝られたとしても数分内に突然驚きの中で目が覚めた。恐怖を感じた時は、灌食される時の姿勢をするなどの状態だった。

 家族によると、解放された王さんはいつも留置場で受けた虐待・殴打・苦役を強いられた光景が目に浮かんでいたという。家に帰された後も、「留置場では死ぬよりも苦しく迫害され、生きて帰られるとは思わかなった」と言った。

 王さんが家に帰されてから2カ月間、県公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、海寧路派出所の警官らは何度も嫌がらせの電話をした。その結果、王さんの精神が限界になり、2回緊急入院した。1回目に病院から危篤の知らせがあり、9日の早朝に死亡した。

酷刑示意图:摧残性灌食
拷問のイメージ図:残酷な灌食

 王さんは拘禁中、断食を初めてから4日目、数人の受刑者に押さえつけられ、鼻から灌食された。その後、王さんは食事をして少し回復すると、奴隷的苦役を強いられ、受刑者にも殴られた。

 毎日の苦役労働と自白の強要で王さんの身体は耐えられなくなった。王さんは再び断食で抗議した。留置場の警官はもう1度王さんに灌食した。受刑者に王さんの太ももを押さえたり口を開かせたりした。王さんのもう1本の前歯がその場で抜けた。医者は40〜50センチのパイプを王さんの鼻から胃に挿し、受刑者に灌食させた。その結果、王さんの鼻と口の中は血だらけになった。

 5月21日夜、5、6人の受刑者が警官の教唆で王さんを殴打し、性器を抓んだ。さらに、傷が見えないように、王さんにさくらんぼの種の上を素足で歩かせたり、死刑囚と共に手かせをかけたりした。王さんは死刑囚に殴られ、手が饅頭ほどの大きさに腫れた。

 警官はまた王さんにケーキ用の紙カップを作らせた。王さんは一生懸命作っても1400個から1800個までしか作れないが、警官はノルマを2000個に設定した。完成できなければ、床を拭く、トイレ掃除、夜勤などを強要された。その結果、王さんは全身が腫れ、吐き気がして全身無力になり、心拍数が早くなり、息苦しい症状が現れた。

 7月中旬、王さんは病院で治療を受けたいと要求したが、応じてもらえず苦役労働を強いられた。王さんの身体はさらに悪化し、足はむくみ、食事もできず、息苦しく、寝ることもできない症状が現れてから初めて県病院に送られた。医者に心臓衰弱と診断され、入院した。それで王さんはようやく家に帰された。

 情報筋によると、市国保大隊の警官は王さんに3カ月間にわたって迫害を加えたが、未だにその理由を説明していないという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/16/299054.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/17/146424.html)
 
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