四川省:寝たきり状態から回復した学習者 当局に繰り返し迫害される
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 【明慧日本2014年11月2日】四川省巴中(はちゅう)市の統計局財務科の会計課に勤務の法輪功学習者・彭樺英さん(57歳女性)は、かつて激務が続いたため病に倒れ、寝たきり状態になった。しかし、法輪功と出会った彭さんは法輪功を学ぶことによって奇跡的に健康を取り戻した。そして、彭さんは周囲の人々にこの出来事を教えたため、市政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、610弁公室、公安局などから一連の迫害を加えられた。

 彭さんは大学卒業後、公務員として国家のために献身的に30数年働いた。彭さんは何度も省や市の優秀公務員として選ばれたが、過労で病気になった。1994年春、市統計局に異動になった彭さんは、市・県統計局の会計の仕事を任せられた。仕事場には真冬でも暖房がなく、残業もかなり多かったため、2002年に彭さんは倒れてしまった。

 それから、彭さんは借金をして重慶市・成都市の病院へ行き、長期入院をしたが、2004年に頸椎が変形し、腰椎椎間板ヘルニア、腰尾部の嚢腫などの病気を患って自立した生活ができなくなり、寝たきり状態になった。

 2008年、彭さんは病院で法輪功学習者と出会い、学習者から「法輪功は病気に素晴らしい効果がある」と聞いた。そこで彭さんは、『轉法輪』を読み始め、MP3プレーヤーで法輪功創始者の説法録音も聞いた。それから数日後、彭さんは座ることができるようになり、1カ月後には自転車に乗れるようになり、自転車で仕事場に行くようになった。

 「彭さんが出勤した」と聞いた勤務先の人々は、彭さんのオフィスに集まってきた。同僚たちは彭さんに「回復する秘訣を教えてほしい」と言った。彭さんは法輪功を学んで健康を取り戻した事実を話した。

 彭さんはその事実を話したことで、その後、中国共産党から労働教養、不当判決・解雇、年金支給停止などの迫害を加えられた。

 2009年11月1日、彭さんは市公安局江北開発区支局の警官に、オフィスから留置場まで連行され、26日間拘禁された。警官は彭さんの家を家宅捜索したとき、2万元を押収したが、返さなかった。その後、江北開発区公安支局は何度も彭さんを呼び出して「転向」を強要し、脅迫した。彭さんは職場で降職処分も受けた。

 彭さんは労働教養1年6カ月を宣告されたが、入所の際の健康診断結果が不合格だったため帰宅した。また、彭さんは懲役3年、執行猶予5年の判決を宣告された。

 2011年1月13日、江北開発区公安支局の警官は、彭さんを連行して家宅捜索を行った。

 2012年5月14日、彭さんは中央病院で法輪功の資料を配った際、警官に連行された。そのことが原因で、ショックを受けた彭さんの母親は、病気が悪化して入院し、同年6月28日に死亡した。しかし、当局は彭さんと母親の遺体との面会も許さなかったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/29/298304.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/14/146372.html)
 
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