明慧法会|師父について邁進する(一)
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文/中国の大法弟子 明亮

 【明慧日本2014年12月1日】 次の文へ

 師尊、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私は1994年に大法の修煉を始めた古い弟子です。幸運なことに、私は師尊が自ら法と功を伝授された講習会に二回も参加し、最初の頃、地元のボランティア指導員にもなりました。

 当初、私は気功にあまり興味を持っていませんでした。私が大法の修煉を始めた理由は、李洪志師父が説かれた法の内包の大きさ、純正さ、慈悲に惹かれたこと、そして、法輪大法は佛を修める佛法で、宇宙の大法であると、とても明確に教えられたことでした。私はとても驚きました。私はすぐに法に没頭し、心を込めて法を学び、煉功の辛さにも耐えることができました。

 病気治療のために法を習ったわけではないのですが、煉功してから、私の体は大きく変わりました。私は偏頭痛、ノイローゼ、リューマチ、子宮内膜症などの病気を患っており、若いうちから、お手伝いさんに世話をしてもらい、風が吹いても耐えられないほどひ弱で、入院するのは日常茶飯事でした。修煉してまもなく、これらの病気は全快し、自分で家事全般が出来るようになりました。家族はみんな私のことを「林黛玉」(りん・たいぎょく:華奢で病弱な紅楼夢のヒロイン、風に揺れる柳に例えられる)から「ムーラン」に変わったと言いました。

 「7.20」以後しばらくして、私は同修と一緒に省政府、市政府に陳情に行き、大法と師父の潔白を求めました。そのため、私は現地の派出所に連行されました。2000年、私は地元の修煉者と一緒に上京し、政府に法輪功を理解してほしい、迫害を停止してほしいと求めました。私たちは天安門広場で横断幕を広げ、「法輪大法はすばらしい」、「法輪大法は正法です」と大声で叫んだため、天安門派出所に入れられました。帰ってから、私は地元警察の重要人物リストに入れられました。

 この10数年のありとあらゆる苦しみを経験して、すでに60歳近くになりましたが、私の体はますます健康になり、白髪もなく、肌がきめ細かく柔らかで、顔色は健康で血色もよく、皆に30代に見えると言われます。息子と一緒にいても、よく姉弟だと思われます。

 初志貫徹して修煉する

 10数年来、中国共産党から受けた様々な肉体的、精神的な苦痛と蹂躙については話しません。ここでは大法修煉の中での向上と感じたことをお話しします。

 最後に黒い巣窟から出てきた時、私が最も渇望したのは法を学ぶことでした。もともと家にある大法の書籍はすべて警察に没収されたため、同修は危険を冒しながら、私にすべての大法の書籍を届けてくれました。私は急いで仕事を探さず、毎日大量の時間をかけて、心を静めて法を学びました。学法を通して、私は旧勢力が存在する本質とその目的が分かり、また、師父がこの迫害を徹底的に否定されていることも分かりました。

 法理が明確になってから、この数年間ずっと旧勢力の迫害から抜け出せない原因を見つけました。それは私の生命の深層に旧宇宙の修煉の観念と痕跡がまだ残っていることでした。試練の中で苦しみに耐えるほど、業が滅され、功を伸ばせると思っていました。実は、これこそ旧勢力の迫害を黙認することになり、旧勢力が按排した道を歩むことになった原因でした。一日も早く自分の考えを正すため、私は毎日発正念をして、自分の空間内にあるすべての大法と大法弟子を迫害する邪悪の要素を一掃し、旧勢力を一切認めないようにしました。地元の610弁公室が手配した人は毎日のように私を尾行して、市と区の610弁公室の関係者がいつも私に「お茶を飲もう」と誘い、「挨拶したい」と言って、私にあまり活発に動かないよう脅しました。それは私が真相を伝え、人を助けることを阻止し、妨害しようと企んでいたからです。私は発正念をして邪悪の要素を一掃して、彼らに大法弟子を迫害した場合の利害関係をはっきりと伝えました。その後、「お茶を飲もう」という誘いと尾行はなくなりました。

 師父は法の中で何度も「初志貫徹できる人は必ず円満成就します」 [1]と説かれました。師父は「終始一貫して、絶えず精進することこそ本当の精進なのです。このように話していますが、行うことは本当に難しいのです。ですから、初心を忘れずに修煉していけば、必ず正果を得ることができる」[2]ともおっしゃいました。環境がどんなに複雑でも、修煉の道がどんなに険しくても、私は必ず元気を出して、全身全霊で師と法を信じました。千万年の期待はすべて今日のためではありませんか? 決して心を弛めることはしませんでした。

 集団学法、集団煉功と法会での交流は、師父が私たちに精進して着実に修めるために用意された方法です。私は数人の古い修煉者に連絡をして、学法グループを作ろうと提案しました。しかし、修煉者の内部には私がスパイだと言う人もいれば、また、私が厳しく監視されていると言う人もいて、私に会う勇気がある人はいませんでした。これはすべて旧勢力が修煉者の人心を利用して、撹乱し、隔たりを作っているからです。私は法を学び、旧勢力が他の空間で作った隔たりを一掃するよう、毎日発正念をしました。また、必ず学法グループが作れるよう師尊にご加持をお願いしました。次第に、古い修煉者は私と交流に来て、学法グループを作りたいという提案にも、皆やがて賛成してくれるようになりました。

 次第に、私たちの地域に学法グループが次々に設立され、私達は毎週4~5日間も一緒に学法ができるようになりました。退職した年配の大法弟子は通常、午前に法を学び、午後に集団煉功していて、皆で一緒にいるととても楽しくなり、1999年「7.20」以前の幸せな時代に戻ったような感じでした。

 学法グループがあれば、エネルギーも強くなり、みんなはお互いに励ましあって、恐れる心を持つ一部の修煉者も少しずつ恐れる心を取り除き、正々堂々と出てきて、真相を話すことができるようになりました。皆さんは自分の長所を生かして、できることから始めました。それぞれのグループが毎日配る資料は100枚にものぼり、「三退」させる人数は数十人になり、時には、皆で高層住宅ビルに行って1日数百枚の資料を配りました。

 師父の法を正す情勢の進展により、一部の新しい学習者が入りました。古い学習者は新しい学習者をリードして法を学び、外で真相を伝え、お互いに協力し合って、効果は極めてよかったのです。学法グループは学法拠点であり、またコミュニケーションの拠点でもあります。資料の製作において、若い同修は年配の同修を助け、分業して行います。真相DVDを作る人、小冊子を印刷する人、MP3の真相コンテンツを作る人、お守りを作る人……、協調人はいませんが、皆が自ら協力し合っています。

 もし、誰かが病魔に妨害されたら、一部の修煉者はその人の家に行き、発正念をして、一緒に法を学び、関門を突破するようにその人の手助けをし、残りの人は自分の家でその人のために発正念をします。もし、誰かが邪悪に迫害されたら、メンバーが同じく一緒に発正念をして、また、家族に正念を持たせるようにサポートし、黒い巣窟に行って解放を求めたり、あるいは正義感のある弁護士を要請して、法律を通して救援活動をしたりします。このような良い修煉環境に囲まれ、皆はとても忙しく疲れてはいましたが、心はとても充実していました。時には、人を救うプロジェクトのために徹夜で資料を作って、翌日は通常通り出勤しても、まったく眠く感じませんでした。

 大法弟子は三つのことをしっかり行う中で自分の心性を高め、向上しなければなりませんが、同修たちは毎日一緒に法を実証するプロジェクトに参加して、お互いに衝突を起こして揉めたりします。その不和と対立は、時にはかなり激しいものです。ある同修は私に「仕事をすればするほど面倒なことが多くなる」と言いました。また数人の同修は違う意見を聞き入れないため、プロジェクトから出て行きました。私はそれは間違いだと思いました。

 この数年来、私が担当することが多くなったため、一部の同修は私に対して、意見も多くなりました。私は逆に自分の執着心を暴いてくれる良いことだと思いました。これらの対立がなければ、和気藹々として、どうして高めることができるでしょうか! この数年間、私は三つのことを行う中で、次第に、独りよがりの心、人に指摘されたくない心、仕事をする心、歓喜心、顕示心を取り除きました。もちろん、今言ってみれば簡単そうに聞こえますが、難関を突破する当時は、本当に心をえぐられる思いでした。このように、比して学び比して修する良い環境の中、学法グループのメンバーは心性がそれぞれ異なりますが、高まりました。本当に一石二鳥の大変よいことでした。

 邪悪からの経済への迫害を突破する

 私は「黒い巣窟」から出てきて、勤め先から不法に公職を剥奪されました(私は公務員でした)。夫は私が修煉する前に公務で殉職し、残された私と息子は互いに支え合って生きてきました。私は迫害によって仕事を失い、収入源がなくなり、身内は皆、私のことを「お馬鹿さん」、「大損した」と非難しました。私は笑って親戚に「大法の修煉は福をもたらしてくれるのですよ。私は天からのご加護をいただいています。見ていてください。私はすぐに良くなります」と言いました。

 法輪大法の修煉者は常人の中で修煉をしています。皆が貧乏で苦しんでいれば、どうして生活できるでしょうか。それに、私たちは人を救うための資金も必要です。私は決してこのような邪悪な按排を受け入れず、それを突き破ることに決めました。私は上から下まで、すべての関連部門、関係者に陳情し、真相を話しました。私は「夫は国のために命を捧げました。私たち遺族は本来なら政府の規定により救済対象になるはずです。私は法輪大法を習ったおかげで、国のために医療費を節約し、その上、『真・善・忍』に基づいて、よい人、さらによい人になろうとしています。しかし、彼らは規定通りに行うどころか、私を捕まえ、拘禁し、また私から仕事の権利まで剥奪して、あなた達は自分の良心に聞いてみてください、このようにしていいのでしょうか? 罪悪感はありませんか」と言いました。

 私は彼らに法輪大法は正法で、無実の罪を着せられていることを話しました。また、江沢民が中国共産党を利用してこの残酷な迫害を引き起こしたことを話し、正義と邪悪、是と非を区別してほしい、江沢民に追随して悪事をしないでほしい、罰当たりにならないようにしてほしいと言いました。絶え間なく真相を伝えることによって、多くの縁のある人は「三退」を表明し、一部の幹部はひっそりと私から『轉法輪』をもらって読み、また大法修煉の道を歩む人もいました。

 しばらくして、私の仕事の問題は解決されました。給料にいろいろな行政からの補助金が加わり、今、部長クラスの収入になりました。

 以前と比べて、経済状況は大きく改善されました。息子はよく冗談で私に「財産が山ほどある」と言っています。大法弟子は誰でも知っていますが、個人にいくらお金があっても、そのお金は大法の資源で、法を実証すること、また真相を伝えることに使うべきです。私が資金を正しく使えば使うほど、収入はそれに応じて多くなります。それはまた「大法を修煉することができるのは福があるからです」[3]という法理を実証しました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/14/299615.html)
 
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