明慧法会|師父について邁進する(二)
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文/中国の大法弟子 明亮

 【明慧日本2014年12月2日】 (前の文へ

 法を師にして、修煉の道を正しく歩む

 数年前、地方から来た修煉者が、私たちの地区にとても重要な文章を書いてあげると言い、また、この件に参加する同修は「功徳が非常に大きい」と言いました。数人の同修が私のところに来て、まず私を大いに褒め、それから、私に参加してほしいと言いました。私は最初からおかしいと思い、目的はなんだろうと疑問を持ちました。その後、その地方から来た修煉者が直接私のところに来て、彼が以前書いた文章を出して私に見せました。私はちょっと見ただけで、とても不快感がありました。私は、大法弟子の文章は大法を実証し、師父の慈悲なる済度の恩に感謝するもので、誰かの個人の功績や人徳をむやみに褒めるものではないと言いました。さらに、すでに道を外れた人、もう修煉を止めた人に関して、書いてはいけないと言いました。

 私は、「今、師父は私達にもっと人を多く救い、早く救ってほしいとおっしゃっています。もし書くならば、この内容を中心に書くべきです。すべては法を師にして、大法を基準に評価して、それ以上内容を広げないよう、特に学習者たちの名を求める心を引き起こさないよう気をつけなければなりません」と言いました。私は彼らに「もっと法を勉強して、この件をしばらく中止して、後回しにしたらどうか」と提案しました。

 聞くところによると、彼らは独断専行して、大勢の人を動員して、あちこちで取材をしたそうです。私はとても心配して、彼らと交流をしようとしましたが、彼らは私のことを邪魔者扱いして、私に会ってくれませんでした。間もなく、参与した修煉者はほとんど連行され、数人がすでにいわゆる「転向」したそうです。私は、もしその時、自分が法理を明晰にせず、褒め言葉に有頂天になって、名利心が出ていれば、自分も大変危険だったと思いました。法を師にして、師父が按排された道を正しく歩めば、進めば進むほど明るくなると改めて痛感しました。

 ある時、地方から来た新しい修煉者が百万元の募金活動に参加しました。それはあるメディアに寄付する活動だそうです。私は急いで彼女の所に行って、彼女と一緒に師父の『精進要旨(三)』の法を学びました。師父は「数年来、中国大陸で無断で資金を集める人がおり、海外の新唐人テレビ局、大紀元新聞と学習者が運営するほかのメディアを援助する口実をもって学習者から資金を集めています。このように行なってはいけません」、「以前の説法の中で、学習者からお金を集めてはいけないという法を説きましたが、なぜそれに従わないのでしょうか? (一部の学習者が自発的に真相資料を印刷することを除く) [4] と説かれました。

 法を学ぶことを通じて、この新しい修煉者は約百万元の現金を全部それぞれに返却しました。

 以前、私達の地元の指導員が百万元の資金を集めて、路頭に迷う修煉者を引き取って世話をするため、工場を作りました。この指導員はまだ40代で、その後、旧勢力に肉体を奪われてしまいました。彼の工場で仕事をする大法弟子は紛れ込んできたスパイに尾行され、多くの修煉者が連行されました。工場も損失を出し、出資した修煉者の生活にとても大きなダメージを与えました。

 これらはすべて痛ましい教訓です。私達は警戒しなければなりません。

 一部の天目が開いた年配の女性修煉者は、私を見ると、私の体に何かが見えて、どうすればいいかと言います。私はこれが私の心を動かせるかどうか、私が喜ぶかどうか、顕示するどうかを試すものだと思っています。普段、私は、交流の中で、このような話を避けるよう注意を促します。交流の目的は比して学び、比して修して、理性的に法を認識して、法に沿って法を理解し、早く人間の様々な執着心、千年万年にわたって形成した頑固な人間の観念を取り除くためです。私たちは心を込めて、着実にしっかりと法を学び、三つのことをしっかりと行い、先史の誓約を果たさなければなりません。

 恩に感謝し、無限に感謝する

 1994年に師父の講習会に参加した最初の夜、私は夢を見ました。夢の中で、私はわんぱくな男の子で、師父の一本のうぶ毛を引っ張って三界に下りて来ました。途中で、師父は一輪一輪の蓮の花で道を作ってくださり、万魔からの道のさえぎりを排除してくださいました。あの殊勝な光景はとても人間が想像できるものではありません。それ以来、私は魔難に遭って、とても乗り越えられそうもない時、夢の中で、私が「師父!」と叫ぶと、師父は直ちに現れました。私は依然として男の子の姿で、師父の足の甲に立つと、師父は私をゆっくりと持ち上げてくださいました。

 私は知っています。師父はあまりにも多くの苦難を引き受けられ、あまりにも多くを弟子にくださいました。しかし、弟子がやっていることはまだまだ足りません。千言万語を費やしても師父に対する無限な感謝の気持ちを表すことはできません! 最後に『師尊のお手』の歌詞で私の交流を終わりにしたいと思います。「師尊よ、師尊、私はお手をしっかり掴んで、正念を持って正しく行い、下さったすべてに報います。私は師尊のお手をしっかり掴んで、師尊についてずっと邁進して行きます」

 (完)

 注:

 [1] 李洪志先生の経文:「二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法」

 [2] 李洪志先生の著作:『各地での説法九』「二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法」

 [3] 李洪志先生の著作:『米国法会での説法』「ニューヨーク法会での説法」

 [4] 李洪志先生の著作:『精進要旨(三)』「資金集めの問題について」

 (明慧ネット第11回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/14/299615.html)
 
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