河北省の法輪功学習者が断食 拷問に抗議
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 【明慧日本2014124日】河北省故城(こじょう)県の法輪功学習者・王建平さんは917日、山東省徳州市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され留置場に拘禁された。その後、王さんは逮捕状を出され、家族との面会を禁じられ、拷問を受けた。

  917日、王さんは車で山東省徳州市に行き、商売用のダンボールを購入しようとした。前回の購入で、王さんは法輪功の文言が書いてある紙幣を使ったとき、中国共産党による法輪功への誹謗中傷宣伝を信じている人に通報された。王さんは今回、徳州市に入るとすぐ、経済開発区公安分局の国保大隊の警官に連行され、車も押収された。それから、警官らは王さんの自宅に行き、家宅捜索を行い、法輪功の文言が書いてある紙幣1800元、法輪功創始者の写真、パソコンなどを押収した。王さんは徳州市留置場に拘禁された。

 その後、王さんの家族は故城県から徳州市に何度も行き、王さんの解放を求めたが、警官にビデオを撮られ、脅迫された。情報筋によると、警官は王さんのことを重大案件と扱って省に報告し、王さんを拷問して何かを得ようとした。

 王さんは1022日から迫害に対して断食して抗議を行い、30日に留置場側が断食のことを王さんの家族に知らせた。そのため翌日、王さんの妻、親戚は徳州市国保大隊に行って王さんの解放を求めた。妻は「夫を拘禁する理由は何ですか? 夫はどんな法律に違反しましたか」と聞くと、警官は「俺らは案件を対応するとき、法律に従わないで、内部の規定に従っている」と答えた。そして、警官らは妻と親戚の写真を撮ろうとしたが、断られたため、脅迫した。

 113日、弁護士は王さんに会い、王さんの体が弱っていることに気づいた。しかし、公安局は王さんを解放せず、新たな証拠を探っているという。

 116日、王さんの妻は弁護士と一緒に国保大隊へ行き、すでに16日間断食している王さんの案件について尋ねたが、その場で妻は警官に強制連行され、30分後に京華派出所に送られ、6時間後に帰宅させられた。

現在、王さんは引き続き、断食して迫害に抗議しているが、家族は王さんのことをとても心配しているという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/10/300100.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/15/146863.html)
 
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