吉林市の裁判所 弁護士の案件閲覧を妨害
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 【明慧日本2015年1月9日】吉林省吉林市の法輪功学習者・李徳全さん・李徳祥さん・車平平さん・鄧暁波さん・馬馳さん・王振広さん・朱玉軍さんらは2013年10月18日に吉林市公安に不当に連行され、吉林市留置場で拘禁されて1年2カ月になる。

 親族たちは弁護士を依頼して無罪を弁護してもらおうとしたところ、公・検・法(警察・検察・裁判所)はそれを阻止しようとし、留置場の所長は拘禁している法輪功学習者に「面談」をし、弁護士を解雇しろと脅迫した。また、「留置場にまだ5人の死亡定員がある」と脅した。2014年12月11日、李徳全さんの弁護士は吉林市留置場へ行き、李徳全さんに会った。そして、吉林市昌邑区裁判所の期限切れ勾留の違法行為について起訴した。留置場側は「私たちの決めることではない」と返答した。12日、李徳祥さんの弁護士は昌邑区裁判所へ行き、責任者に案件の閲覧を要求した。責任者は弁護士に「知らせが来るまで待つように。開廷する直前に案件を閲覧させる」と答えた。

 船営区裁判所が弁護士の案件調査を妨害

 先月8日、法輪功学習者・車平平さんの弁護士は吉林市船営区裁判所へ行き、担当者の李を訪ねたがいなかった。弁護士は張福洪院長に電話をかけ、張は電話に出たが何の行動も起こさなかった。弁護士が再び電話を掛けたが2回目以降、張は出なくなった。前日の9月18日、車さんの二人の弁護士は親族とともに船営区裁判所まで行き、李に会って案件の閲覧を要求したが、現場の人たちは「李は出かけている」と言った。翌日9月19日、車さんの弁護士二人と親族はまた裁判所へ行ったが、李は一日中出かけていた。弁護士の二人が蒲海東院長に電話をすると、蒲海東は「地元の弁護士でないと案件の閲覧はできない」と言って一方的に電話を切った。李はこれまで何度も留置場まで行き、弁護士を辞退するように迫った。断られると、李は「弁護士を辞退すれば判決年数を減らすことができる」ともちかけたが、強く拒絶された。すると李は、留置場に行って朱玉軍さんと馬馳さんに、「お前が雇った弁護士の言ったことは方言だから私たちにはわからない。ほかの弁護士に替えろ」と言った。馬さんは「分からないのなら私が通訳してあげます」と答えると、李は何も返答しなかったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/16/301569.html)
 
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