明慧法会|邪悪の巣窟の中で人を救う
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文/黒竜江省の大法弟子

 【明慧日本2015年1月12日】尊敬する師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 15年間にわたる反迫害と真相を伝える中で、よく真相の手紙を書きましたので、今日は私の修煉の中の一部を書き、師父に答案を提出いたします。

 一、北京へ行き真相を伝えた

 1999年「7.20」、中国共産党は天地を覆い隠すかのように大法と大法弟子を迫害し、不当に師父を指名手配しました。テレビの前に立って、私が声をあげて泣いていると、同修が私の家に来て、「同修が本を買っていたら、天津で捕まり、本は受け取れず、同修の腕と足は折られ、ある同修は大きな板にくくりつけられ、7日間逆さにつり下げられているのに、私たちはさらにどれほど耐えなければならないのか?」と、涙を浮かべて言いました。

 当時、村の大隊の書記と治保主任が朝7時から夜10時まで我が家を見張りました。眠る時に、大隊の書記が2人に都合をつけて家の四方を見張らせたのは、私たちが上京するのを恐れ、私たちが煉功するのを恐れたからでした。同修と交流後、「天安門に行き法を実証し、『法輪大法は素晴らしい』と天安門にいる人たちに言いに行く」と、私たちは決めました。

 牡丹雪が一昼夜降り続け、とても強い風が吹いていたので、私たちを見ていた人は安心し、家に帰って穏やかに眠ってしまいました。私たち4人の同修は雪の中、4キロの道を行き、駅行きのバスに乗りました。そこへ行くと、弟と弟の妻とその一家(同修)と私たちは合流し、私たちは北京行きの列車に乗って出かけました。列車に乗っている間、普度と済世の音楽がラジオでずっと流れていました。列車を降りて、容易に宿屋を見つけ、宿屋のサービスはとても良く、価格が安く、身分証明書も要りませんでした。これらのすべては師父がお決めになったことだ、とわかっていました。

 天安門に着いた時は横断幕を広げず、煉功もしていませんでしたが、「法輪大法は素晴らしいですか?」と、警官が聞きに来ました。「法輪大法は素晴らしいですか?」と、私はその警官に反問しました。2回繰り返すと、私は黒い服を着た警察官に捕まりパトカーに乗せられ、応接室に着くと私は応接室の人に真相を伝えました。「私は大法を実証し、師父のために公平をもたらし、同修を救出するためにやって来た」。実名と住所を言うと、応接室の人たちが上に報告し、それがフィードバックされてくる事を要求しました。法を実証しに行った多くの人が鉄格子に監禁されていました。「師父の『忍の限界』という経文が来た」と、河南省の同修は教えてくれて、「摩難がある時は声を上げて師父を呼びなさい」と、教えてくれました。これらの言葉がとても励ましになったので、恐れを感じていましたがその瞬間になくなりました。

 その土地の町役場の書記と村の書記と警察署が北京へやって来て、私たちに手錠をはめ、私たちの体を調べて貨幣を持っていきました。列車に乗っている時、手錠で繋がれている私たちを認めると、後ろに11歳の子供がおり、列車の中の客はみな「どうしたの?」と問い合わせていました。「私たちは法輪功を学んでいて、迫害されました。法輪功を学ぶ人は人を殴らず、人を罵らず、盗まず盗らず、1銭でも拾えば落とし主に送り、人を殺さず、放火をせず、善事をなします。私は病気で、病院は治せませんでしたが、法輪功を学び、学んで5日で、病気が治りました。李大師は1銭も求めず、体が健康なのでお金を出して薬を買う事もなくなり、また多く働きお金を稼ぐ事ができるようになったので、今は家には預金があります。以前なら病気で金を稼ぐわけにはいかず、無駄遣いをしていました。法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!……」と、私は客たちに言いました。

 人がたくさん追いかけてきて真相を聞いており、人が多くなってきたので、大隊の書記は真相を話せないようにしましたが、乗客たちは立ち去らずに聞きたがっていたので、大隊の書記は専務車掌を探し、乗客を追い散らしましたが、専務車掌が行ってしまうと、乗客はまたやって来て私にささやくように話させました。師父のご加護の下で、10時間にも及ぶ行程で車内にいた人は真相がわかりました。

 二、罪人として街中を引き回される中で、法を実証し衆生を救った

 拘置場で半月間の後、悪人は私たち夫婦2人と殺人犯を一緒にして街中を引き回しました。悪人たちはひもで私たち両人をがんじがらめに縛りあげ、看板に掛けて、車に乗せて運びました。車の上には立ったまま看板にぶら下げられた殺人犯がいたり、車内はしんと静まり返り、非常に恐怖心が大きくなる状況でした。1999年に修煉を始めたばかりで、『轉法輪』を何度もはまだ読み終わっていなかった私でしたが、このような邪な連中の息詰まるような状況でも、思いがけず怖くは感じませんでした。私は師父の事をずっと考え、「摩難がある時は声を上げて師父を呼びなさい」という河南省の同修が話してくれた言葉を肝に銘じていました。

 悪人は私たちを県人が多い地方に連行してビデオを撮り、侮辱する方式で「修煉しません」と言うように私たちを追い込もうと考え、人民の怒りを挑発し、衆生を隠滅しました。「師父は並大抵でない任務を私たち2人にお任せになり、私たちははっきりと受け取った」と、私と同修である夫は言いました。「話してはいけない」と、警官は大声で叫びました。「大法は人を善に導き、無私無我で、他人を先に考慮し自分を後にするように人に教えています」と、私は正当な道理を踏まえ言葉づかい厳しく警官たちに向けて話しました。車に満々の人はみんな感覚がなくなったかのように、静かに聞いていました。

 街中が野次馬で埋まっていました。私は車を降りて、両手を挙げて、「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい! 師父の無罪を返して! 人権を返して!」と、声高らかに叫びました。3回連呼しました。警官は私を捕まえて車に引っ張り、私のマフラーで私の口を押さえつけました。「師父! 師父! 師父!」と、私は心の中で連呼しました。車の上で、「法輪大法は素晴らしい!」と、私はまだ叫んでいました。悪人は計画を行えなかったので、早々に乗車して拘置場へ戻りました。「おばさん、あなたは目的を達成し、私たちは目的に達しなかったので、あなたは次元が向上し、あなたは円満成就した」と、1人の警察が言いました。「師父が警察の口を使って私を励ましてくださっている」と分かり、心の中は偉大な師父に対する感謝の気持ちでいっぱいでした。

 拘置場の院内に着くと、「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい! 師父の無罪を返して、人権を返して!」と、私は大きい声を出し始めました。拘置場側は震えを感じ、拘置場のすべての警察が皆走り出てきて、「彼女は法を実証しに行き、彼女は『法輪大法は素晴らしい』と叫んだ」と、随行していた警察が報告するかのように微笑みながら話しました。合わせて8人で、男も女もいて、常人もいて、大法弟子がいて、その人たちは一斉に声を上げて拍手していました。師父の保護があったので、悪い事は優れた行いに変わり、邪な連中の計画は徹底して消えてしまい、すぐさま何人かの常人が修煉を始めました。常人が来て、その常人が1人ずつ助かり、「師父がこの形式を使って人を救い、大法弟子を鍛えている」ことが本当に体現されたと思いました。

 三、労働教養所の中で煉功し、法を実証した

 私がサインしていない状況のため、悪人は私に2年間不当に労働教養処分を受けさせました。労働教養所内に着くと、まずにらみをきかされ、隊長が講義し、会議を開き、「経文を見るのを許さない、煉功を許さない、出来が良ければ期日が減り、話を聞かないと期日が増える」と知らせ、刑事犯人が交代で見張っていました。

 夜、眠れず、師父が『精進要旨』「白日の下にさらけ出す」で説かれた法を思い出しましたが、当時は暗記しておらず、だいたいの意味を知っているだけでした。私はすぐに立ち上がって煉功し、声を出して同修を起こしました。私たちが修煉して数日後、刑事犯が隊長に報告し、隊長は善人ぶりましたが、私は隊長の善人ぶった態度に影響されませんでした。善人ぶっても修煉し、罵っても煉功し、無理やりでも煉功します。しばらく経って警官がしかりつけ、私はひもでスチーム管の上に縛り付けられましたが、下ろされた後も、煉功しました。警官たちは私を刑事犯へ移動させ、面倒な編み物を作るのですが、私が作らないので、警官が私にビンタしました。私が煉功し、警官がビンタする。暗記した法を念じる、警官がビンタする。この時、「大法を堅く修め心動かず 次元の向上こそ根本である 試練に直面し本性を見る 功成って圓満成就し、佛、道、神となる」[1]を念じました。

 朝早く起きてみんなをグラウンドに集めた時、隊長が私の前に立ち、「煉功するのかどうか」と私の考えを質問したので、「弥勒佛が腰を伸ばす 如来佛が頭上からエネルギーを注ぎ込む」と、私は口訣を連呼し、煉功を始めました。隊長は私の首をぐっと掴んで、隊長の事務室まで引きずって行き、隊長は私を気を付けの姿勢で立たせ、隊長に謝罪させようとしました。「怒らないで、私は泥棒していないし、盗んでいないし、人を殴っていないし、悪口を言っていない。私は法輪功を学んだために入ってきたのであって、私は悪い事をしていないのですから。グラウンドで体操はしません。体操すれば、悪人になってしまうじゃないですか?」と、私は笑って言いました。隊長は怒ってビンタを食らわしましたが、私は痛みを覚えなかったので、隊長はまた私を蹴り上げましたが、またも私は痛くなかったのですが、それは恵み深い師父が私のために痛みを受けてくださったからでした。

 「強情だな、今日はちゃんとあいさつしてやろう」と、隊長はまた言いました。隊長はスタンガンを手に取って私を感電させようとしたので、私はスタンガンに逆らうように一念を発し、発正念の口訣(これは私が学んだばかりの一言で、すぐさま役に立ちました)を念じると、スタンガンはどうしても使えないので、隊長も壊れたスタンガンをソファーに放り投げると、隊長は座り、私を隊長の前に来させました。私はにこにこしながら近づいて行き、驚きも恐れもせず隊長の前に立ちました。「私は隊長なのに、あなたは私の前に立って煉功しようとするのか? 私は面子丸つぶれだ!」と、隊長は私の名前を叫びながら説明しました。

 私はすぐに師父が説かれた「この若者もすぐ警戒しました。彼が真っ先に考えたのは、『僕は普通の人ではない。煉功者だ。法輪大法を修煉している僕にはこんなことをしないでほしい』ということでした。この一念が起きた途端に、さっと何もかも消えてしまいました。それらはもともと幻影だったのです」を思い出しました。「隊長よ、わたしはただ『私が煉功者である』というだけで、面子丸つぶれだとかいう事は思いませんでした」と、私は微笑みながら話しました。「帰りなさい! あなたは克服した」と、隊長はすぐに言いました。本当に「修は己にありて、功は師にあり」[2]でした。法に則していれば、邪な連中は手を出しませんが、あのときグラウンドで体操していたら、つまりそれは常人であり、自分で自分を悪人にしてしまったはずなので、師父の法「たとえどのような環境にあっても、邪悪の要求や命令、指図には従わないようにしてください」[3]に基づけば、邪悪は全滅します。

 四、手紙を書く方式で警官を救った

 私は3年生の教養しかなく、手紙を書いた事がなかったので、すぐさま「私は隊長に手紙を書く」と、一念を発しました。素晴らしい事に、1時間余りで書きあがりました。私が隊長に渡し、3日後、隊長は出勤しに出て来ると、私を隊長の事務室へ呼び寄せ、私にトマトを3つくれて、「教授、博士、修士が私に書いたあの手紙を、私は1度見て、捨てました。あなたの手紙を私は3遍見ましたが、やっぱり捨てられませんでした」と、隊長は言いました。私は心から師父に感謝しましたが、これらのすべては師父がなさっていたのですね!この隊長は救われ、それ以後、隊長はもう警官と犯人をコントロールして私にビンタすることはありませんでした。

 私はすべてのチャンスをつかんで警官と学習者に真相を伝えましたが、ある人は聞かず、ある人は罵りました。手紙を書く方式で真相を伝え、誰かに書けば、誰であろうと喜び、お礼を言い、書けば書くほどだんだん素晴らしくなり、師父の保護があったので、私は手紙を書く環境を切り開き、知っている警官全部に一通り書き、所長、課長、隊長など、80%はみな私の手紙を受け取りました。労働教養所からの帰りに、「あなたは大学を卒業したので、あなたが書いた手紙は3階から移されて管理課に並ぶことになります」と、1人の隊長が話しかけました。

 書きたい内容がたくさんありますが、今日は修煉の一部を書きましたので、不足の所があれば、同修の皆さん、よろしくご指摘ください。

 注:
 [1]李洪志師父の著作『精進要旨二』「真性を見る」

 [2] 李洪志師父の著作『轉法輪』
 [3]李洪志師父の著作『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力あるものである」

 (明慧ネット第11回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/11/299639.html)
 
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