武漢市の法輪功学習者が迫害死
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 【明慧日本2015年1月23日】湖北省武漢市蔡甸(さいでん)区の法輪功学習者・余早栄さん(70代女性)は2012年3月、警官により連行され、留置場に拘禁された。その後、懲役3年の実刑判決を宣告された余さんは、同市女子刑務所に拘禁されて拷問を受け、脳梗塞・心筋梗塞を発症した。そのため、刑務所側は責任逃れのため、余さんに「重病のための服役中の一時出所」 の許可を出して帰宅させたが、余さんは回復できず、今月3日に無念な思いを晴らせないまま死亡した。

 余さんは1995年末、脳血管障害の後遺症で半身不随となり、苦痛のあまりに回復は絶望的だった。しかし、1996年4月、縁あって法輪功を学び始めた余さんは、6カ月で健康を取り戻した。

 法輪功の恩恵を受けた余さんは、中国共産党が法輪功迫害を開始して以来、自ら体験した法輪功の素晴らしさと法輪功が迫害されている実態を人々に伝えていた。

 2009年7月15日、余さんは永豊郷趙家台で法輪功が迫害されている実情を人々に伝えた際、永豊派出所の警官により連行され、武漢市第一留置場に15日間拘禁された。

 2010年8月9日午前、余さんは地元で法輪功のことを人に話していたとき、同区610弁公室のリーダーに連行されて殴打された。

 2012年3月11日午前、朱儒街派出所の警官により連行され、市第一留置場に拘禁された。

 留置場で6カ月間拘禁された余さんは、同年9月中旬、秘密裏に裁判を開廷され、懲役3年の実刑判決を宣告されて市女子刑務所に拘禁された。

 刑務所で残酷な迫害を受けた余さんは、重い脳梗塞・心筋梗塞の症状が現われ、2013年3月28日、武漢市漢陽病院に搬送され、集中治療室で治療を受けた結果、心筋梗塞と診断された。

 昨年の上半期、蔡甸公安局・国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、派出所の警官10数人が余さんの自宅に不法に侵入し、何ら証明書の提示もなく家宅捜索を行い、法輪功の関連書籍10数冊を押収したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/16/303240.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/18/148006.html)
 
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