2014年:法輪功学習者969人が158カ所で強制洗脳(写真)
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 【明慧日本2015年2月26日】中国共産党は現在も法輪功に対して残酷な迫害を行っている。1999年7.20に弾圧を開始し、共産党は大量の人力、財力を投入してネット封鎖をしてきた。こんな困難な状況の中、法輪功学習者はネット封鎖を突破するソフトウェアを使って、学習者が迫害されている状況を暴露しているが、ただ一部にすぎない。しかし、この一部のデータにより、中国共産党による人権侵害、善良な人に対する迫害の実情を明らかにすることができる。

2014年、969人の法輪功学習者が、中国国内の27省・市の158カ所の洗脳班に不当に拘禁された。

洗脳班の数(2014年各省・市別)

 吉林省に20カ所もの洗脳班があり、最も多かった。そして、湖北省(16)、山東省、江蘇省、湖南省(各13)、北京市(11)と続いた。

 しかし、法輪功学習者への迫害を行う組織の610弁公室は公には洗脳班とは言わず、ホテルや倉庫、学校などの名前を使って、洗脳班の実在を隠している。たとえば、湖北省武漢市青山区にある北湖洗脳班は倉庫に偽装し、上海市にある洗脳班は「751基地」と書き、安徽省阜陽市にある洗脳班は阜陽市の蘭園ホテルの2階にあるが、ホテルだと思わせ、人の耳目をくらましている。

北湖洗脳班

上海市の洗脳班

安徽省阜陽市の洗脳班

法輪功学習者が洗脳班に拘禁された人数(2013年、2014年月別)

 上の図の示すよう、2013年と比較すると2014年に洗脳班に拘禁された学習者の数は31.5%増加した。労働教養所が2013年の後半に閉鎖されたため、洗脳班に拘禁された学習者が急増した。つまり、法の領域外の拘禁が増加したということだ。

 2014年1月から10月まで、洗脳班に拘禁された法輪功学習者の人数が増える一方で、 4月と7月に小さなピークがあり、10月まで続き、11月から大幅に減った。2014年に洗脳班に拘禁された人数は2013年より31.5%増えたが、この2年の曲線はよく似ている。つまり、「黒幕」(610弁公室)が同じということだ。

法輪功学習者が洗脳班に拘禁された人数(2014年省・市別)

 2014年、洗脳班に拘禁された969人の学習者のうち、吉林省が最も多く、201人で21%を占めている。 そして、湖北省(104人)、重慶市(98人)、安徽省(69人)、山東省(67人)、湖南省(65人)、北京市(50人)と続いた。

 中国共産党は2013年に労働教養制度を廃止したが、その代わりに、秘密の施設のような洗脳班で法輪功学習者に身体的・精神的な拷問を加え、信条を捨てるよう洗脳を行っている。

 (以上のデータは明慧ネットによるものである。)

 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/5/302788.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/16/147985.html)
 
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