法輪功学習者の空軍士官学校の元教官 不当に拘禁
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016219日】中国・遼寧省瀋陽(しんよう)市の法輪功学習者・劉家沢さんは、空軍士官学校の訓練部の教官だった。昨年5月1日、中国最高検察院が「告訴があれば必ず受理しなければならない」と司法新制度を改定したので、劉さんは最高検察庁、最高裁判所に、法輪功迫害を引き起こした江沢民に対する告訴状を郵送したが、昨年113日、地元公安局の警官に不当に連行され、瀋河区留置場に拘禁された。

 その後、劉さんの家族は派出所や公安局に行き、「劉家沢を連行する法的な令状を見せてください。でなければ、劉家沢を解放してください」と要求したが、劉さんは解放されず、逮捕令状を出された。

 劉さんは瀋陽市瀋河区に在住で、1998年から法輪功を学び始めた。その後、法輪功の教えの「真・善・忍」に従って、より良い人になる努力をし、優しい性格になった劉さんは以前、患っていた病気による足・腰の痛み、ひざの運動障害症状など、すべて消えてしまい、喫煙と飲酒の習慣も止めた。

 しかし、1999720日、江沢民は法輪功への弾圧を開始し、法輪功学習者に対して、残酷な迫害を始めた。劉さんは法輪功を学んでいるとして、迫害を免れなかった。

 そして、さまざまな迫害を加えられてきた劉さんは、江沢民を告訴した。しかし、昨年112日夜7時過ぎ、瀋河区恵工派出所の警官2人は劉さんが書いた告訴状から、劉さんの住所を知り、劉さんの家にやってきた。劉さんは警官に「告訴状を書いた」という確認書にサインを強いられたが、従わなかった。

 翌日の朝7時、派出所の警官は再び、劉さんの家に来て、劉さんに「確認書にサインしないなら、派出所に来い」と言った。劉さんは「行かない」と言うと、警官は電話でほかの警官を呼んできて、劉さんを強制的にパトカーに押し入れた。その後、警官は再々、劉さんの家に行き、家宅捜索をし、いろいろな私物を押収した。

 昨年114日、劉さんは瀋河区留置場に送られたという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/31/321487.html)
 
関連文章