9年間刑務所での理不尽な迫害で、河北省の李愛格さん死亡
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 【明慧日本2016年3月22日】河北省雄県東王村の法輪功学習者の李愛格さんは、不法に15年間の判決を下され、9年間保定刑務所で残酷な迫害を受け、2016年3月5日死亡した。わずか44歳だった。

李愛格さんの迫害の経歴:

 李愛格さん夫婦は1997年から、法輪功を修練して始めた。1998年、息子が産まれた。

 1999年、江沢民が法輪功への迫害を始めてから、李愛格さんと家族が悲惨な状況になった。

 2001年1月8日の夜、大営郷の政府と派出所の警官が李愛格さんの家に飛び込んできて、李愛格さんを逮捕した。その時、李愛格さんの奥さんは家にいなかったため、家に2歳の子供だけが残された。その後、秘密裡に保定刑務所に送られた。当時、李愛格さんの家族は何も分からなかった。

 2001年10月8日、李愛格さんが釈放された。また大営郷の政法委員会書記の李艶軍をはじめとする警官は、数回にわたり李愛格さんの家をかき乱していた。李愛格さんと家族は家から隔離されていた。

酷刑演示:电棍电击
  拷問演示:スタンガンの実演

 2008年8月27日、李爱格さんは徐水というところで法輪功の真相を広げていたため、警官に逮捕された。徐水北下関刑務所でいろいろな拷問をうけて、意識不明になった。最後に15年の刑の判決を下された。奥さんと子供も流浪し、落ち着けるところもなかった。2003年李愛格さんの父親が重病になったため、奥さんが家に戻ると、すぐに逮捕され、2年の労働教養にされた。家に5歳の子供とお爺さんと伯母さんが残された。2年たって、奥さんは釈放されたが、警官らは常に家に恐喝しに来ていた。半年後、李愛格さんの父親はこの恐怖の環境で、李愛格さんに会いたがりながら死亡した。わずか58歳だった。死んだ時、目も閉じてなかった。

 2011年11月、李愛格さんは刑務所での9年が過ぎて、迫害より脳出血になった。保定刑務所は奥さんに「保定刑務所は全ての責任を負わない」の書類に署名させた。署名を拒否すると李愛格さんを釈放せず、全ての医療費用を家族に負担させた。李愛格さんが帰ったら、郷政府、610弁公室、郷派出所、村の委員会の人に尾行され、電話盗聴などをされた。また恐喝して恐怖の雰囲気を作った。李愛格さんの病状が悪化し、生活の能力を失った。

 2016年3月5日、李愛格さんは死亡した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/16/325425.html)
 
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