中国・天津市の史富華さん 不当な裁判に
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 【明慧日本2016年4月17日】中国・天津市第一中級裁判所は、今月5日午後2時、法輪功学習者・史富華さん(68歳)に対して再審を行った。史さんは昨年9月、南開区裁判所に懲役4年6カ月の不法な判決を下されている。

 史さんは2014年10月16日に人々に法輪功の無実を伝えた際、王頂堤派出所の警官に不当に連行され、30日に逮捕状が発付された。昨年9月、南開区裁判所は史さんに対して懲役4年6カ月の不法な判決を下した。史さんは不法な判決に対し、市第一中級裁判所に控訴した。

 再審の法廷において、史さんの弁護士は法輪功を学ぶことは合法であり、資料を作って人々に伝えることも合法的であり、警官は刑法第300条の内容を利用し、意図的に法輪功を陥れていることなどを指摘した。

 裁判官は反論できず、新しい司法的な解釈はまだ公開されていないとの理由で、原審を維持しようとした。

 史さんは、天津対外貿易学院の警備の元副所長である。法輪功を学んでいるとの理由で、2003年9月に2年3カ月の労働教養処分を下され、双口労働教養所で拘禁されていた。また、刑期満了後も4カ月間刑期が延長された。

 史さんは現在、南開留置場に拘禁されており、迫害により高血圧の症状が現れているという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/4/9/326437.html )
 
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