中国・広東省 羅小玲さんは不正裁判に遭う
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 【明慧日本2016422日】中国・広東省広州市番禺裁判所は今年の322日、法輪功学習者・羅小玲さん(58歳女性)に対して、不正裁判を行った。やつれ顔で痩せている羅さんは出廷した。裁判の最後に、「私は無罪です」と羅さんは、はっきりと言った。

 法廷で弁護士は、羅さんに無罪な弁護をせず、「減刑」と要求しただけだった。その当日、裁判の結果は出されなかった。

 羅さんは梅州市に在住で、孫の面倒を見るため、広州市番禺区に住んでいる息子の家に来た。昨年108日夜9時、羅さんは新村小区で法輪功が迫害されている事実が書いてあるビラを貼ったため、警官に連行された。

 翌日の深夜、鐘村派出所、国保大隊の警官らは羅さんの息子の家に不当に侵入し、家宅捜索して私物のパソコン、法輪功関連書籍、法輪功の資料とDVD、約7000元の現金などを押収した。

 警官は息子と家族に「よく聞け。新しい刑法には、家に100部以上の法輪功の資料がある場合、3年の実刑判決に、300部以上なら、5年の実刑判決に、1000部以上なら、終身刑になるぞ」と脅迫した。

 その後、羅さんは広州市番禺区留置場に拘禁された。家族は羅さんの着替えをもって行ったが、羅さんは受け取ることが許されなかった。

 羅さんは法輪功を学んでいるとの理由で、いろいろな迫害を受けた。

 2006年11月18日から12月5日まで、羅さんは梅州市梅江区の月梅留置場に拘禁された。2007年9月4日、自宅にいる羅さんは地元の610弁公室、国保大隊の警官に梅州洗脳班に連行された。同年11月に再び洗脳班に連行され、数カ月間にわたり強制的に洗脳が行われた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/27/325904.html)
 
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