【明慧日本2016年6月15日】中国・湖北省武漢市の法輪功学習者・鄧慶才さん、朱玉蘭さん、曹孝梅さんの3人は、6カ月あまり拘禁された。現在、3人は不公正な裁判に直面している。鄧さんと朱さんは夫婦である。
鄧さん、朱さん、曹さん、陳立珍さん、饒保香さんの5人は、昨年10月21日、武漢市黄陂区三里橋付近の街で人々に法輪功が迫害されていることを伝える際、中国共産党が法輪功を誹謗中傷した宣伝を信じた人に通報され、派出所の警官に連行された。当日の夜、鄧さんと曹さんは家宅捜索された。
翌日、鄧さんは黄陂区留置場へ、朱さんと曹さんは武漢市第一留置場へ、陳さんと饒さんは楊園洗脳班へ、それぞれ違ったところに送られて拘禁された。
昨年11月27日、鄧さん、朱さん、曹さんの3人に、逮捕する許可が出された。陳さんと饒さんは保釈された。
今年1月、鄧さん、朱さん、曹さんの3人の案件は、黄陂区検察院に移されたが、3月1日に差し戻された。しかし、3月末、3人の案件は、再び検察院に送検された。
朱さんは留置場に拘禁されてから、健康状態が良くない状態が続いた。留置場の医者は、朱さんに左の上半身のどこかの血管が詰まっている可能性があり、片方の身体が動きづらくなっているのだと話した。朱さんの高血圧が190mmHgまで上昇した。
そして、弁護士は朱さんと面会したとき、朱さんの身体が震えていることと、歩くと転びそうなことが見て取れた。それで、弁護士は何度も朱さんの保釈を求めたが、黄陂区公安局に「朱玉蘭は反省していない」との理由で拒否された。それに、黄陂区検察側は朱さんのことについて、「少なくとも3年以上の判決を下してやる。保釈は許さない」と脅迫した。
現在、曹さんと朱さんは、武漢市第一留置場に拘禁され、鄧さんは、黄陂区留置場に拘禁され続けている。情報筋によると、3人の案件は、すでに裁判所に渡されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)