湖北省仙桃市の警官が法輪功学習者数人を同時に連行
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 【明慧日本2016年7月2日】4月12日、湖北省仙桃市の公安局、潜江広華江漢油田公安局、仙桃市公安局、竜華山派出所、幹河派出所、三伏潭派出所などの数10人の警官が連携して出動した。ほぼ同じ時間帯に仙桃市に在住の6人の法輪功学習者の家に不法侵入した。警官らは法輪功学習者たちの自宅を家宅捜索して、家財を押収し、劉雄さん、胡縫成さん、楊冬梅さんを連行した。劉軍さん、毛義祥さん、張玉枝さんは連行を免れたものの、余儀なく浪生活を強いられた。

 その2週間後、公安局側はやっと、劉雄さんと楊さんが潜江市留置場に拘禁されていることを家族に知らせた。それから、潜江市公安局は案件を同市検察院に送検し、逮捕状を請求した。その後、弁護士の協力で、胡さんが武漢板橋洗脳班に拘禁されていることが確認できた。

 武漢板橋洗脳班は10数年来、千人以上の法輪功学習者を拘禁し、拷問や侮辱、刑罰などを加えてきた。仙桃市法輪功学習者の王玉潔さんは若い女性で、同洗脳班の迫害によって死亡した。享年24歳の若さだった。

 胡さんは仙桃市黄荊村に在住。 4月12日6時半ごろ、数人の警官が胡さんの家に不法侵入し、胡さんを強制連行した後、胡さんの家のパソコン3台とプリンターを押収した。その時、警官は胡さんの車を強行に押収しようとしたが、胡さんの母親が懸命に抵抗しため、車は持っていけなかった。

 新しい学習者の楊さんは、仙桃市竜華山油炸湾に在住で、法輪功を学んで、患っていた病気が完治した。4月12日朝6時過ぎ、警官が楊さんの家に押し入って、楊さんを連行した。

 劉雄さんは仙桃市幹河の復州花園に在住で、住宅の出入り口で小さな売店を開いていた。 4月12日6時過ぎ、仙桃市国保大隊の警官は、劉雄さんの売店に乱入し、劉雄さんを強制連行した。警官は劉雄さんの売店からノートパソコン2台と『轉法輪』3冊を押収した。

 劉雄さんは数回留置場に拘禁され、警官に殴られ、蹴られ、爪楊枝で掌を刺されるなどの迫害を受けた。武漢板橋洗脳班に2カ月間、沙洋労働教養所に2年間を拘禁されたことがある。

 毛さんは仙桃市三伏潭鎮に住んでおり、11回にわたって連行拘禁され、実刑判決を受けたこともある。4月12日朝6時過ぎ、三伏潭派出所は10数人の警官を出動させ、毛さんの自宅に行き、家宅捜索をし、毛さんを連行しようとした。その日、毛さんは不在だったため、連行を免れたが、放浪生活を強いられた。

 劉軍さんは仙桃市の龍華山に在住で、何度も拘禁されたことがあり、実刑判決を言い渡されたこともあった。4月12日朝6時過ぎ、警官は劉軍さんの家に乱入し、劉軍さんを連行しようとしたが、劉軍さんが家にいなかったため、連行ができなかった。そして、警官はすぐ、劉軍さんが経営している工場に行き、仕事用のパソコンと携帯電話を押収した。劉軍さんの母親はショックを受け、倒れてしまった。現在、母親はベッドに横になって、食事すら取れなくなり、危篤状態に陥っているが、放浪生活を強いられた劉軍さんは、母親の看病をしたくても、家に帰ることができない状態である。

 張さんは仙桃市の龍華山に在住で、仙桃市綿糸紡績工場の職員である。張さんは何度も連行され、労働教養処分を受けたこともある。4月12日朝6時過ぎ、警官は張さんの家に不法侵入し、携帯電話、MP5などの私物を押収した。

 今回、法輪功学習者たちに対する連行や家宅捜索の行動は潜江市江漢油田公安局の主導によるものだったそうだ。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/18/328901.html)
 
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