江沢民を告訴したハルビン市の法輪功学習者40数人 一斉に連行
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 【明慧日本2016年7月5日】中国・黒竜江省の省庁から、一級命令を受けたハルビン市双城区公安局、610弁公室は5月6日、同区の公安局と各派出所の警官を出動させ、同じ時間帯に江沢民を告訴した法輪功学習者たちの家に侵入し、警官らは一斉に40数人の学習者たちを連行した。

 5月6日の夕方、双城区蘭陵鎮の鎮政府の人員は、双城区公安局の警官と一緒に4~5台のパトカー(警察の車だという標識のない車)に乗って、ほかに私服警官二十数人も出動させ、法輪功学習者・劉艷さんの家に侵入した。警官は劉さんの家のパソコン2台、7000元の現金、大量の私物を押収した。劉さんは連行され、現在、ハルビン市留置場に拘禁されている。

 劉さんは親戚や友人に良妻賢母だと評判がよかった。劉さんは数年前から、寝たきりになった義母に、食事を食べさせたり、排便の世話をして、日常の面倒をよくみた。しかし、親孝行の劉さんが拘禁されたため、義母の世話をする人がいなくなった。

 同じ時間、別の警官らは、蘭陵鎮にある「多楽福スーパー」に乱入し、「消防士だ」、「タバコ検査をする人だ」と嘘をついて店に侵入した。店で仕事中の陳秀芝さん(法輪功学習者)を連行しようとした。陳さんは、自分が法を犯していないと言って連行に抵抗したが、私服警官4人 に取り押さえられ、強制的に連行された。警官はまた、買い物をしにきた董文成さん(法輪功学習者)も連行した。

 それから、警官らはスーパーにいるお客さんを外に追い 出して、従業員たちに「まだ法輪功を学んでいる者がいるか」と聞いた。その時、スーパーの店主の父親・孫海憲さんが外から戻って来て、警官の行為を目の当たりにした。それで、孫さんは警官に「なぜ、うちの店で人を連行するのですか? なぜ、お客さんを追い払ったのですか?」と聞いただけで、私服警官に外に引っ張られ、パトカーに乗せられた。

 スーパーの店主・孫国鵬さんは、父親が捕まったのを見て、すぐに警官の行為を阻止したが、4人の私服警官に地面に押し倒された。そして、国鵬さんは「あなたたち、私の店で人を連行するなんて、やくざがすることではないですか」と叫ぶと、警官らは「俺たちはやくざだ」と言った。このように、孫海憲さん、董さん、陳さんの3人は、何の証明書も提示しないままの警官に連行された。

 陳さんは蘭陵鎮に在住で、小さいころから肺結核を患い、体がとても弱くて、病気で、学校へ通うことさえできなかった。しかし、陳さんは法輪功を学んで、奇跡的に病気が完治し、家事も仕事もできるようになった。さらに、一度も学校へ行ったことがなかった陳さんは不思議に法輪功の書籍が全部読めるようになった。1年前、陳さんの夫が負傷して仕事ができなくなったため、陳さんは夫の世話をしながら、スーパーで働き始めた。陳さんはいつも、「法輪功が私に苦を耐えて、良い人になることを教えてくれました」と言い、不幸に対しても淡々としていた。

 董さんは医者で、蘭陵鎮市場の北門で診療所を開いた。董さんは法輪功を学んでいて、いつも患者の立場に立って物事を考え、患者を身内のように大切に扱っていた。董さんは診療費用を低く設定し、診療所に来られない患者に対しても、家庭訪問して治療していて、とても高い評価を得ていた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/18/328899.html)
 
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