先に判決、後で裁判 山西省沢州県裁判所は岳建軍さんを迫害
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  【明慧日本2016年7月5日】今年2月18日、山西省沢州県裁判所は、法輪功学習者の岳建軍さんに対して不当判決を下した。3月2日、沢州県裁判所はようやく裁判を始めた。そして法廷で懲役3年6カ月の判決を下した。岳さんは承服せず、上訴したが、晋城市中級裁判所は改めて裁判をせず、前回の判決を支持した。現在、岳さんはすでに山西省祁県刑務所に監禁されている。

  昨年9月9日午後4時頃、42歳の岳さんが沢州県の上城公村で法輪功の資料を配っていた時、真相の分からない村民に通報された。間もなく警官が来て岳さんを連行し、同時に岳さんの家のパソコン、プリンター、大法書籍などの物品を押収した。 岳さんの父親は、正直な息子が真実を言っただけで連行されるとは思いもよらなかった。父親は驚きのあまり体調が崩れ、2月29日に無念の中で亡くなった。最後まで息子に会うことはできなかった。

  父親が亡くなった2日間後の3月2日、沢州県裁判所は岳さんに対して裁判を行った。告発した3人の証人がすべて出廷していない状況下で、3年6カ月の懲役を宣告した。 岳さんの母親は、連れ合いの突然の死と、息子が判決が下されたことに直面して、精神上の打撃を受け、毎日涙が止まらなかった。田畑を管理する人がいないため、できた農作物は田畑で腐ってしまった。

  晋城市610弁公室のコントロールの下で、強制連行から3年6カ月の判決がでるまで、最後に岳さんに対しての一連の流れの中で、中国共産党の公安、検察、裁判所の法律の執行者たちが、法を犯していることがはっきりした。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/19/330231.html)
 
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