中国・福建省の法輪功学習者・李麗芳さん 迫害され失明・難聴に
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 【明慧日本2016年7月6日】中国・福建省厦門市の法輪功学習者・李麗芳さん(女性)は、昨年11月15日に不当に連行された。不当に取り調べられた後、突然両目を失明し、右耳が難聴になってしまった。しかし、市第一留置場は依然として李さんを7カ月以上にわたり、不当に拘禁した。その結果、李さんの健康状態はさらに悪化した。情報筋によると、思明裁判所は、来月19日、20日に李さんに対して開廷する予定だという。

 昨年11月13日の夜7時ごろ、厦門国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、思明碧山派出所の警官は、青岳茶油坊に侵入し、李麗芳さんの親と兄を含む多くのスタッフを不当に連行した。当日の数時間前、李さん、黄雅萍さん、蒋雪梅さんは、すでに尾行されて不当に連行された。警官は、多くの私物を押収したうえ、李さんの親と兄弟を翌日の夜明け2時まで、不当に拘禁した。

 その後、李さんの夫・鄭長忠さんは、一時出所できたが、李さん本人と黄雅潔さん、黄雅萍さん姉妹および蒋雪梅さんは、市第一留置場に拘禁された。

 李さんは「真・善・忍」に従い、より良い人になることを目指し、身体もとても健康で元気だった。しかし、昨年不当に連行された後、突然両目を失明し、右耳が難聴になってしまった。その結果、身の回りの生活ができなくなり、身体は衰弱しきり、部分的な記憶喪失症状までも現れ、状態はますます悪化した。

 李さんの弁護士、東南大学法学部の教授・張賛寧さんは、30年の臨床医学の経験から、李さんの病気は完全に外部的要因による発病だと診断し、同じケースは少なくないと指摘した。張弁護士は、医学界の眼科専門医にも聞くと、「ただちに治療すべきで、さもなければ、永遠に失明する可能性がある」と診断された。 

 しかし、厦門公安局の関係者はなんと「ひどい病気ではない」との理由で、家族に「変更なし、強制的に実施する」の通知書を出した。さらに、李さん、黄さん姉妹、蒋さん4人の案件は、市思明裁判所に引き継がれ、来月の19日と20日に開廷する予定となった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/1/330773.html )
 
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