【明慧日本2016年7月10日】豪ニュースサイト「ニュース・コム・エーユー」のトップに先月28日、「残酷な『生体臓器狩り』の最新レポートによると、数千人の人々の臓器が強制摘出され、その後、虐殺されました」という記事が掲載された。
記事によると、最新の調査レポートが提供した確実な証拠に基づき、中国共産党が継続的・大規模に国民を虐殺し、彼らの臓器を摘出して移植に使っていることが証明された。
カナダの前国会議員、前アジア太平洋局長デービッド・ギルガー氏と、人権弁護士デービッド・マタス氏の調査報告によると、中国の臓器移植件数は、政府報告の10倍以上であることが明らかになった。
デビッド・マタス氏の声明文に「共産党は毎年、臓器移植件数は1万件前後と公表しているが、新しい調査によると、最近建設された2、3の大きな病院だけで、この数字を楽に超えられる」と書かれている。
新しい報告によると、共産党は故意に臓器移植件数を隠蔽していた。そのドナーは拘束されている良心の囚人や信仰者であった。「生体臓器狩り」により殺害された法輪功学習者の数は、以前に提出された数字をはるかに超えていた。最終的な結論は、国全体が法輪功学習者の虐殺に参与したことだった。
拘束された法輪功学習者は、強制的に身体検査をされ、採血されたりしていた。その結果は、短時間でもっともふさわしい移植ドナーを見つけるために、生体臓器ドナーのデータベースに登録されている。
調査員・葛特曼さんは「共産党が『生体臓器狩り』を始めたのは、もっと早い時期に遡ります。1999年に共産党の法輪功に対する弾圧が始まりました。数十万人の法輪功学習者が捕らえられて監獄に拘束されました。学習者が信仰を放棄するように、当局は残酷な拷問迫害を加えました。もし、学習者が放棄しなければ、その学習者は行方不明になりました。2006年、行方不明になった学習者の臓器が摘出されたという証拠が出てきました」と話した。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/7/7/157715.html)
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