オーストリア最大の新聞社、自社電子版ニュースで中共の「生体臓器狩り」を報道
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 【明慧日本2016年8月8日】オーストリア・ウィーンの法輪功学習者は7月20日、シュテファン広場で集会を開き、迫害の停止を呼びかけた。オーストリアの新聞社・オーストリア日報が、自社電子版ニュースで法輪功学習者の反迫害集会の活動を報道した。

 オーストリア日報は、オーストリア最大の新聞社であり、発行部数は新聞市場の10パーセントを占めている。電子版ニュースの閲覧者数もトップである。

 オーストリア日報は「臓器のため、中共は150万人を殺害」とのタイトルで報道した。報道内容は「17年前の1999年7月20日、中国は8千万人の法輪功学習者に対して迫害を始めた。証明出来るだけでも3900人が迫害で死亡している。独立調査組織の調査によれば、この3900人の死亡は氷山の一角にしかすぎず、法輪功学習者が中共の臓器狩りによって150万人殺害されているとも言われている」というものである。

 国際人権協会オーストリア支部主席のキャサリナ・グリーブ氏(女性)は「99年7月20日から法輪功学習者の生体からの臓器の摘出は、中古の自動車部品倉庫から部品を取り出すかのようです」と話した。オーストリア法輪大法協会責任者の王泳氏は「これはジェノサイドの新しい手段です」と話した。

欧州議会、書面による中共を非難する声明文が間もなく通過する

 オーストリア日報の報道は「欧州議会は、中共の強制的な生体からの臓器狩りを非難する声明文を間もなく通過させる」と伝えた。4月末、5つの党と6カ国から選出された12人の欧州議会議員が、共同で声明文を作成し議会に提出した。この声明文には「信頼できる情報が絶えず報告されている。明らかなのは、中国が国家が関与し系統的に、良心犯の同意なく、当事者の同意もなしで臓器を摘出している。大多数の被害者は穏やかな座禅や煉功をする法輪功学習者だが、ウイグル族、チベット人やキリスト教の信者も含まれている(一部抜粋)」と明記されている。

 声明文は、欧州議会が即時に中国の臓器売買の調査を始め、同時に欧州委員会、欧州理事会に対して、2013年12月議会を通過した中共の「生体臓器狩り」の停止を求める緊急決議案を欧州議会で審議して、その後の結果を欧州議会に報告するよう求めた。

25万人が中共の前頭目・江沢民を告訴する

 報道は法輪大法も紹介した。「法輪大法は中国の伝統的な佛家修煉法に由来し、中国の数千年の文化に属している。『真・善・忍』を基準とし、現在では世界百以上の国に広く伝わり、オーストリアも含まれる。しかし1999年からこの平和的な運動が、中国に誹謗中傷され禁止されている」(国際人権協会) キャサリナ・グリーブ氏は「法輪大法が中国で迫害を受けているのは、法輪大法が人々を一体となし、中共と違った価値観を伝えたからです」と述べた。

 報道の締めくくりとして「目下、中国国内外で25万人の法輪功学習者が非人道的な犯罪『ジェノサイド』の罪で江沢民を告訴している」と書かれている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/29/332093.html )
 
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