【明慧日本2016年8月11日】米国の「新たな希望映画祭」が7月31日、フィラデルフィア郡郊外で開催された。中国共産党の法輪功学習者の生体から大量の臓器狩りを暴露したドキュメンタリー映画「信じがたい」が、この映画祭に出品された。この映画はアメリカのテレビ芸術科学アカデミーのエミー賞を2度受賞したケン・スートン氏と、アイリーン・シルバー氏が監督し、米国スゥープ映画製作会社が製作した。この映画は政治犯や良心犯の臓器を大量に売買して暴利を得ている証拠をたくさん提示しており、鑑賞者を震撼させた。
観衆「世間をぞっとさせる『生体臓器狩り』、もっと多くの人に知ってもらうべき」
映画製作のプロデューサーのロン・ハウゲン氏は、映画「信じ難い」を鑑賞したあと、驚愕した様子で話した。「これは犯罪です。お金のために、こんなことをするなんて、ぞっとします! 私が聞きたいのは、国連の人権公約に署名した国々が何をしているのか? この人権公約はまったく作用しておらず、犯罪が依然として続行されています。しかしマスコミはこの問題を回避しょうとしているようです。私は『生体臓器狩り』についてネットで知ったのですが、マスコミで知ったのではありません」と率直な感想を話した。
ハウゲン氏は映画「信じ難い」の中から、隠滅されていた多くの犯罪を知ることができたと述べた。同時に多くの問題について回答を求めている。例えば法輪功学習者が受ける迫害の程度など。彼女はもっと多くの人にこの迫害を知ってほしいと希望している。ハウゲン氏は「良心犯の生体から臓器狩りする行為は、恐ろしすぎます。もっと多くの人にこの犯罪を知ってもらい、それは多ければ多いほど良いのです。今日の映画はとてもよくできています。できればもっと多くの人に、この映画を知ってもらいたいのです」と話した。
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ハウゲン氏は、この映画「信じ難い」は非常に優秀な作品であると高く評価した。「集計したデータに基づき、非常によく製作されています。人々が真相を知るための扉を開けてくれました。多くの人はこの迫害に関心を持たず、自分に関係ないと思っていることでしょう。しかしこのような考え方は間違っています。このことは当然私たちとかかわる問題です。なぜならば私たちは人類という大家庭の中で生活していますので、互いに関連しているのです」
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心理学者のローリー・ネーデル博士は、前から中国共産党が法輪功を迫害していることは知っていたと述べた。「私は『生体臓器狩り』のことを知りませんでした。しかし中国には膨大な移植産業が存在していることは知っていました。今日はじめてこの恐怖の、惨殺してる暴行を知りました。しかし人々が知っていることはほんのわずかです。、この暴挙をやめさせようと叫ぶ声も聞こえてきません」と話した。
「長年来、人権迫害に関して多く報道はされていません。映画『信じ難い』は中国で発生している暴行を暴き出しました。生命が惨殺されていることは、本当に信じ難いことです。でもこれは氷山の一角にしかすぎません。映画『信じ難い』はとても良い映画です。非常に震撼を受けました。もっと多くの人にこの映画を鑑賞していただきたいです。今発生している暴行に終止符を打つために手助けしていただきたのです」と話した。
映画祭責任者「とても説得力があります」
左は映画祭施行部主任のD・F・ホイップル氏 |
「新たな希望映画祭」施行部主任のD・F・ホイップル氏は、「以前は『生体臓器狩り』のことを知りませんでした。今も中国で起きている臓器狩りの程度をはっきりと知っていませんが、この映画は十分な理由でさらなる多くの調査を促すことができることでしょう。これは必ずすべきことなのです」と話した。
ホイップル氏は「今年の映画祭には591の作品が出品され、審査で11カ国89の作品が選ばれた」と説明した。彼は「審査の際、審査員全員が『信じ難い』のこのタイトルには震撼度があり、非常によく製作されたドキュメンタリー映画であることに意見が一致しました。しかも法輪功学習者が製作したのではなく、独立した数人の一般人が製作したのです。だからこそさらなる説得力があるのです」と言った。
製作者のケイ・ルーバック氏は「この映画は世界の多くの映画祭に出品し、11個の大賞を受賞しました。報道特集番組で100回以上放送され、米国公共テレビPBSで40回以上放送しています」と話した。「非常に興奮しているのは『信じ難い』は米国の多くの大学で教材として採用され、新しい科目として開講されたのです。映画に含まれる情報は人々が知る必要があります。嬉しいことに人々は真面目にこの臓器狩りを見るようになりました」と話した。彼女は中国語版の「信じ難い」が8月にできると話した。