遼寧省瀋陽市の李宏偉さんは不正裁判をかけられる
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 【明慧日本2016811日】遼寧省瀋陽市渾南区裁判所は83日、法輪功学習者の李宏偉さん(53歳男性)に対して不正裁判を行った。裁判は1時間足らずで、早々に終わったが、判決は出されなかった。

 法廷で、身体が虚弱し、痩せこけた李さんの姿があった。李さんは、自分が法輪功を学んで心身とも健康に取り戻したことなど、受けた恩恵の話をしたが、裁判官に何度も話しを中断された。李さんは「法輪功を学ぶことは罪になりません」と強く主張した。

 裁判は午前9時半から始まった。李さんの親戚や友人などが、傍聴しようと早目に裁判所にかけつけたが、裁判所側がただ2人の家族しか法廷に入れなかった。

 李さんは拘禁されている間、断食して迫害に抗議したため、拷問を加えられた。そのため、健康状態が悪くなった李さんは身体が90度くらい前に曲がっていた。裁判後、李さんは2人の男性警官に支えられてパトカーに乗せられた。

 李さんは、以前重い糖尿病や脂肪肝などの病気を患っていた。幸い、法輪功に出会い、法輪功の「真・善・忍」の教えに従って、自分を律した李さんは、いっそう優しくなり、人に善の心で接し、知らないうちに病気が完治した。今年626日、李さんは法輪功の資料を街で貼っていたとき、瀋陽市渾南区五三派出所の警官に連行された。

 翌日の午前、派出所の警官は李さんを連れて、李さんの仮り住まいに行き家宅捜索をした。警官は李さんのパソコン、プリンター、法輪功関連書籍、法輪功創始者の写真、mp3、ベッドのシーツ、洗濯板などの私物を押収した。家宅捜索された部屋に血の跡があった。ある近隣の人が「警官は李さんの家を家宅捜索しながら、李さんを殴打していた」と証言した。

 その後、李さんの妻が帰宅したとき、家の前で警官に連行された。派出所に連行された妻は意識不明になった。そして、警官は責任を免れるため、妻を無理やり救急車に乗せたが、付き添わなかった。

 李さんは尋問に対して、何にもしゃべらず、署名もしなかった。五三派出所の警官は李さんに暴力を振るい、車を乗り換えるときにわざと李さんを転ばせた。その後、李さんは渾南区留置場に送り込まれたが、断食して迫害に抗議した。それで、警官が李さんに野蛮な灌食をしたため、李さんの体に異変が起きた。それから、李さんは2回も渾南センター病院でCTスキャンを受け、頭部の検査をした。

 713日午前9時半に、渾南留置場は李さんを3人の私服警官と、2人の制服警官につきそわせてワンボックスカーに乗せ、渾南センター病院に向かった。病院の1階で李さんは野蛮な灌食をされた。そこで、李さんは「法輪大法は素晴らしい」と叫んだが、2人の警官に平手打ちされた。

 そして、83日、連行されて1カ月あまりたってから、李さんは不当に裁判を開廷をされた。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/5/332488.html )
 
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