「口腹の欲」に執着しない
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 【明慧日本2016年8月12日】「あなたが何かを食べれば、あなたの身体にそれが蓄えられる」これは常人に対する言い方です。この話は少しも間違いではなく、解決の方法はありません。皆さんも聞いたことがあるでしょうが、現代の果実農家の子供は、たくさんの催熟剤を使用して成熟させた果物を食べているので、幼い身体の性が明らかに早熟してしまい病院に掛からなければなりません。医者による詳細な問診によって出された診断の結論 は、自家製の果物の催熟剤がその様な結果を引き起こしたということでした。

 自然に熟した果物は色の濃さが同じではなく、大きさもふぞろいです。現代の人は果物がまだ成熟していなくても、それを収穫してお金にしようとしています。1回目に運送の過程で割れてしまったら、2回目は戻った後に、8時間か9時間一斉に催熟剤を使用します。見かけは良くなって、良い値段で売られます。スーパーに運ばれる大量の果物は、ほとんどが催熟剤を使用し成熟させたもので、色は綺麗で形もそろっています。

 さらに人工催熟剤の問題があります。この2年間、息子が飲食店を開き、その手伝いに忙しく、自分で普段何か好きなものを作って食べても店主は干渉しませんでした。そこで目玉焼きや、味付き玉子を1日に5個食べても不思議にまだ足りず、その結果とても早く太りました。今なら分かりますが、現在のありふれた卵の中には大量の成長ホルモンが含まれています。

 聞くところによると、本来半年かかって重さ2斤(1000グラム)の鶏になりますが、現在は35日で成長してしまいます。さらに、飼料を多く食べた鶏は30日ほどで4斤(2000グラム)にも成長します。養豚も同様です。本来は1年で養豚となりますが、現在は成長ホルモンで3カ月で養豚に成長します。飲んでいる牛乳にも同様に大量の成長ホルモンが含まれているのです。なぜなら養牛場の牛が食べている飼料には成長ホルモンが添加されているからです。さらにスイカにたくさんの甘味料を打ち込み、爆発させたニュースを皆さんも見られたことでしょう。実例をあげればきりがありません。

 私たちは修煉者で、良くない念は放下しなければいけません。なのに、いつも自分を常人とみなし、飲み食いに執着し、欲望があります。そのような心性基準では常人になってしまいます。常人は自分の身体のどこが良くないかを知っていて、そのために身体にさわる食べ物を避けたりします。私たちの一部の人は本来であれば、一生に何度も病気になる可能性がありましたが、大法を修煉して、師父が取り除いてくださったのです。それで逆に「自分が避けなければいけないものはなくなった。なんでも自由に食べることが出来る。なんと幸福なことでしょう!」と思っています。これが修煉者の心性と行いでしょうか?

 本当の修煉者は、地道に絶えず各種の執着心を取り除き、自分に厳しく要求します。各種の欲望を放下してこそ本当の修煉者なのです! そのうえ、私たちの修煉は高エネルギー物質を用いて身体の最もミクロな粒子から変えていきます。そして最後にやっと最も表面の分子細胞の一層に達するのです。修煉せずただ自分の執着心や欲望に寄りかかるのでは当然、性命双修の効果はありません。

 ですから、私はしっかり修煉して本当に自分を一人の修煉者とみなせるように、一刻も早く自分の「口腹の欲」を断ちます。

 以上は全て個人が現在の次元で悟ったものです。私がこれを書き出して、この方面に執着がある同修と切磋琢磨することが出来れば幸いです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/6/324995.html)
 
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