中国のトン海波さん 瀋陽東陵刑務所で拷問される(写真)
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 【明慧日本2016年8月12日】中国遼寧省朝陽市の法輪功学習者・トン海波さんは、2014年10月27日、瀋陽和平区裁判所に3年の不当な判決を下され、昨年4月27日に瀋陽東陵刑務所に拘禁された。

 トンさんは刑務所に拘禁された約1カ月の間(4月27日~5月20日)、残虐な拷問を受けた。 東陵刑務所8監区の警官の鞠伝再は、刑務所内の受刑者に指示して非人道的な手段でトンさんを苦しめ、寝させない、陰毛を抜く、小便をかける、殴打するなどの拷問を繰り返し、さらにトンさんに転向(法輪功を学ぶことを放棄する)することを強要した。

中共酷刑示意图:殴打
拷問の再現図 寄ってたかって殴打する

 警官は他の受刑者をコントロールして、法輪功学習者に対し系統的に、長期的な迫害を実施した。法輪功学習者の自由と尊厳が完全に剥奪され、心身は巨大な苦痛に耐えなければならず、常に精神的にも肉体的にも多大な苦痛を強いる迫害に直面した。

 受刑者の鞏楠、王増竜、王鵬宇は、完全に警官の言いなりに行動し、善し悪しを考えず乱暴を働き、法輪功学習者を転向させようとした。

 中国の刑法第238条は以下のように定めている。「不法に他人を拘禁、または不法に他人の人身の自由を剥奪した場合は、3年以下の懲役、もしくは拘留を科し、政治上の権利を剥奪する。殴打したり、侮辱することがあれば、厳しく処罰する。相手に重傷をおわせた場合は、3年~10年の懲役を科す。致死させた場合には、10年以上の懲役を科す。国家機関の人員が職権を利用して罪を犯した場合は、以上の決まりに基づいて厳しく処罰する」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/2/332302.html)
 
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