文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年8月14日】法がこの世を正すまであと一歩です。しかし、この肝心な時期に、一部の同修はお金にかかわる落とし穴に落ちてしまい、抜け出すことが出来ません。これから、例を上げて、正法修煉の厳しさをお話しして、同修のみなさんに注意を促したいと思います。
同修のAさんは、能力が優れており、ほかの同修からの信頼も厚く、良く精進しているので、法輪功が不当に迫害されている真相を伝えるためにいるお金を、信頼して全部Aさんに預けていました。監督する人もいませんし、疑う人もいませんでした。しかし、Aさんは同修のお金と自分のお金を細かく区別していませんでした。ある時、自分の商売の商品を仕入れたあと、突然、意識不明になり、そのまま植物人間になってしまいました。救い出された後、言葉が出ず、同修を見るとひたすら涙を流していました。他の同修はAさんのことを誇りに思っていました。中国共産党に洗脳された常人に、ほかの同修はなかなか真相を伝えられませんでしたが、Aさんが伝えると、常人はすぐ三退しました。
十数年前、同修のBさんは再婚しました。ご主人はお金持ちでした。再婚してからBさんは、内緒でご主人のお金を自分の息子にあげていました。その金額は10万元にものぼりました。最近、Bさんは突然倒れ、寝たきり状態になってしまったので、真相を伝える活動にも支障が出てきて、周囲の同修に困惑をもたらしました。
同修のCさんは定年退職後、お金に困らないのに、他の仕事もやっていました。そのため数年間、集団学法に参加したことがありませんでした。2年前、体の調子が良くないと感じたCさんが病院に行くと、末期癌でした。周りの同修がリレーで発正念しましたが、2カ月後、Cさんは亡くなり ました。
師父は「大法弟子は一人も漏らさず、もし今日、大法弟子にならなければ、あなたは世界で有数の大富豪になり、お金がいくらでもあります。あなたが大法弟子にならなければ、あなたの威徳、あなたが持っている巨大な徳は多くの富と交換できるのです。すべての弟子がそうです。あなたが明確に大法弟子になりたいと思ったとき、財産を放棄し、大法弟子になると決め、これらのものを放棄したのです」[1]と語られました。
財産を前にしたとき、大法弟子としての定力が必要です。私達の先史の大願を忘れてはいけません。もし、大願を果たせないまま、この人間の肉体もなくなったら、それはすでに手遅れであり、どれほど恐ろしいことでしょう。もう一度、同修のみなさんにお金に対する執着心を放下するよう、ここで注意を促し、先史に立てた大願を果たしましょう!
注:
「1」 李洪志師父の経文:『二〇一五年米国西部法会での説法』