西安蓮湖区裁判所 趙さん、宋さんの案件を秘密裏に開廷
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 明慧日本2017年8月12日】陝西省西安市蓮湖区裁判所の担当裁判官・霍彪は、法輪功学習者・趙燕峰さん、宋献蘭さんの2人に対して弁護士を避けて、秘密裏に裁判を行った。

 西安市の法輪功学習者・趙燕峰さんは昨年9月15日、街で真相を伝えていた時に人に通報され、警官により不当に連行された。今年2月、旧正月15日を過ぎたころ、弁護士も家族も知らせを受けないまま、蓮湖区裁判所で秘密裏に裁判が行われた。弁護士は、それは違法な裁判だと指摘し、改めて開廷を求めたが、返事がなかった。8月2日、弁護士は当事者と面会した時に、趙さんが7月22日にすでに懲役2年の実刑判決が下されたことを初めて知った。弁護士は裁判所に『裁判結果の通知書』を求めたが、「弁護士に渡さず、家族だけに渡す」と断られた。しかし、家族が『裁判結果の通知書』を求めたら、「家族に渡さず、弁護士に渡す」と返事された。結局、弁護士も家族も通知書を受け取っていなかった。女性書記官の話によると、裁判が行われた案件は改めて開廷するはずがなく、すべてが中級裁判所で決定されたことだという。

 学習者・宋献蘭さんは、今年3月21日に不当に連行された。案件は蓮湖区検察院から裁判所まで届くのに、わずか十数日間しかなく、弁護士に依頼することは到底無理で間に合わなかった。7月末、家族にも知らせないまま、霍彪裁判官は秘密裏に裁判を行った。家族は裁判所へ行き、霍裁判官に説明を聞こうとしたが、「裁判が終わると、すぐに休暇に入り、いま霍裁判官はいない」と女性書記官に告げられた

 霍彪裁判官によって裁判された学習者は趙さん、宋さん以外にも、他に李党さん、李華さん、金栄さん、王さん、寇さん、曾さんの6人の学習者がいた。李党さんは昨年3月30日に不当に連行され、12月1日に裁判が行われたが、裁判結果はずっと出されておらず、未だに蓮湖留置場で懲役期間を越えても、未だに不当に拘禁されたままでいる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/6/352144.html)
 
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