末期乳頭部周囲癌患者の新しい人生
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文/真相がわかった中国人

 【明慧日本2016年8月23日】私の父は今年56歳で、昨年7月に全身に黄疸が出て病院に行ったら末期乳頭部周囲癌と診断されました。

 父が重病に罹ったことは家族にとって青天の霹靂で、天が崩れたような感じでした。治療が一番難しいと言われる癌に直面して、私は為す術がありませんでした。入院してすぐ手術をしましたが、卵の大きさの腫瘍が門脈や腸間膜の静脈とくっついているため、手術を途中で中止せざるを得ませんでした。医者から父の命はもう長くないと言われた時、恐怖と絶望が充満しているように感じ、母と抱き合って泣きました。毎日39度の下がらない高熱、やつれた顔、家族の涙、死神にとりつかれて誰も助けることができない気持ちはどんな言葉でも表すことができませんでした。

 母は大法弟子で、命に関わる緊急な時、母と親友たちはずっと「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じていました。父の命を救うには法輪大法のほかにないことを誰も知っており、師父の慈悲によって父が大法の修煉を始めることに希望を託していました。

 父は中国共産党の党員で長年共産党の邪悪な宣伝を受けており、かつて母が修煉することに反対していました。今回病気に罹ってから、家族は熱心に法を聞くように勧めると同時に、元々重病を患ったが大法を修煉することによって回復した人たちを招いて、その経験を紹介すると、父は以前のように反対することもなく、毎日ベッドで師父の録音テープを1日、2日と聞き続けました。父はだんだん師父の説かれたものはとても理にかなうと感じ、大法は人に「真・善・忍」に従って良い人になることを教え、何かをするときにはまず他人のことを考え、徳を重んじて善を行うよう要求していると分かりました。それは中国のメディアが宣伝していたのとは全く違っており、父の態度も徐々に変化しました。奇跡も次々と現れました。父の体はまだ弱かったのですが、病状は安定して、悪化し続けることはありませんでした。

 1カ月後、私は偶然にある病院が新しい治療法を導入して、父も手術で治療することが可能になったことを知りました。時間もちょうどよく、まるで父のためにチャンスが来たようで、2回目の手術は成功しました。しかし治療が一番難しいと言われる癌は頻繁に転移し、化学療法も効かないので、医者からも父の病気は楽観的ではなく、手術に成功しても、ただ6カ月の生命を延長するだけだと言われました。しかし母は大法に固い信念を持ち、父に「法輪大法はあなたを救うことができます」と言いました。

 退院してからも父はずっと師父の説法の録音を聞き続け、自分の身体がたえずよくなっていることが分かりました。はじめの頃はベッドから下りることさえできなかったのですが、今は毎日団地を3回くらい回って散歩できるようになり、ご飯も食べられなかった状態から正常な食事ができるようになり、何人もの権威ある医者にそれぞれ3カ月、6カ月、9カ月の余命だと言われたあと1年が経った先月の検査では腫瘍マーカーが正常になり、肝臓に転移した数カ所の病巣もわけが分からないまま一つずつ消えました。はじめは権威ある医者も頭を振りながら治る見込みが無いが、やってみるだけだと言いましたが、今は父の治療過程を奇跡だと認めて、医学大学の講義にもとりあげられました。家族全員が師父の慈悲に感動し、法輪大法の佛法神通に震撼しました。

 今も、高ぶった気持ちは平静になりません。1年を振り返って本当に感慨無量です。「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」は一つの信念で、神の力がある言葉です。父に新しい生命を下さった師父のご恩に、家族は心から感謝しています。

 ここで、世の多くの人たちが法輪大法を理解して美しい未来があるよう祈ります!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/21/331669.html)
 
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