重慶市:法輪功を学び始めた学習者 当局に拘束され不当な裁判に直面
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 【明慧日本2016年11月12日】重慶市南岸区に在住の張君さんは、法輪功を学び始めて1年も経たない。しかし張さんはすでに5カ月近く不当に監禁され、現在は不当な裁判を強いられている。

 今年38歳の張さんは、幼い頃両親に捨てられ、叔父に育てられた。近くに親戚がいないため、

現在80歳過ぎの叔父は四川省の田舎で1人で暮らしている。

 今年5月24日、張さんを含む3人の法輪功学習者は、重慶市巴南区跳石鎮で村人に法輪功の真相を伝えていた際、跳石鎮派出所の副所長・王氷心らに不当連行された。3人は夜中の1時まで拘禁され、尋問を受けた。その後、3人はそれぞれの自宅に連れて行かれて家宅捜索を受けた。

 その際、張さんはSDカード、フラッシュメモリなどを押収された。張さんは留置場に送られ、15日間不当に拘禁された。6月7日、張さんの案件は刑事事件となり、巴南区留置場へ移送された。同日、張さんの友人が跳石派出所に張さんの状況を確認すると、警官らが友人の自宅に押し入ってきて、訊問や嫌がらせ等を行った。6月17日、張さんの案件は巴南区検察庁に移管された。

 張さんと同時に拘束された法輪功学習者・周華利さん、王華さんは、家宅捜索を受けた際、法輪功の書籍などを没収された後、解放された。しかし6月7日、巴南区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の指示を受け、跳石鎮派出所の警官2人が再び周さんの自宅を訪れ事情聴取を行った。9月9日、重慶市南岸区学府大道69号住宅区の警官は、周さん自宅に電話をかけた後、地元の共産党書記と関係者1人とともに周さんの自宅に押し入り、三書(法輪功を学ぶことをやめる旨の誓約書)を書くよう強要し、従わない場合、洗脳班に監禁すると脅迫した。当時、周さんは外出しており不在だったが、病気で自宅療養中の71歳の義理の父親、母親そして脳梗塞を患う夫の3人が精神的な苦痛を強いられた。地元の共産党書記は、南岸区政法委(訳注:中国共産党政法委員会は、情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構。略称は政法委)の命令なので、今日は本人を見つけられなかったが、後日また来ると脅かして去っていった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/15/336327.html )
 
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