四川省 7人の法輪功学習者に不当な判決
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  【明慧日本20161119日】四川省広安市隣水県の先月27日(木)午前9時、隣水県裁判所は7人の法輪功学習者に対して同時に不当な判決を下した。李坤菊さん、羅学放さんは7年、鐘東勝さんは3年、唐素蘭さんは26カ月、張碧蘭さん、王正峰さん、徐開さんは執行猶予3年の判決を言い渡された。そのうち鐘さん、李さん、唐は拘禁されてから2年3カ月が経っており、羅さん、張さん、王さん、徐さんは仮釈放中だった。

 7人の学習者は2014725日に連行された。同日、隣水県の公安局は多くの警官を出動させ、21人の学習者を同時に連行した。連行された学習者達は尋問や拷問を受けた。警官らは学習者達に対して、脅迫したり、睡眠を与えなかったり、暴力を振ったりした。

 昨年115日、同裁判所は7人に対して不当に開廷した。法廷で学習者達は警官に「言わないと、お前らの子供達を苦しめてやる。家庭を崩壊させるぞ」と自白を脅迫されたことや、拷問をされたことなどを明かし、記録された内容を否定した。

 3人の弁護士は「公安局と検察が『証拠、供述』を取った際、法律の規定に違反しています。連行・家宅捜査を行った際、警官は制服を着ておらず、証明証も提示せず、家主の同意なしで住宅に侵入したことは、法を知りながら法を犯すことです」と指摘した。公訴人は証拠不足で途中で何度も休廷した。裁判官はやむを得ず、別の日に再審することを決定した。

 同裁判所は昨年929日午前9時、再度7人の学習者に対して裁判を開廷した。3人の弁護士は再び、法律に基づき、弁護を行った。裁判長も公訴人も反論することはなかったが、別の日に判決を宣告すると宣言した。

 今年1027日、同裁判所は黒幕である610弁公室に操られて、7人に判決を下したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/2/337121.html)
 
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