山東省 3人の法輪功学習に不当な公判
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 【明慧日本2016年11月19日】(山東省=明慧記者)山東省安丘裁判所は先日3人の法輪功学習者に対して公判を行い、李憲珍さん実刑3年、李桂芳さん、および楊淑華さんに実刑1年の不当な判決を言い渡した。しかし裁判所は当初、李桂芳さんに3年~4年の実刑を科そうと企んでいたという。

 山東省安丘市景芝鎮鹿村に住む李憲珍さん(45歳女性)は、今年4月18日午前、石堆鎮で法輪功の真相を伝えていたところ、真相を知らない人に通報され連行された。当初は洗脳班に送られて迫害されていたが、今は濰坊市水庫留置場に収容されている。

 10月17日、安丘裁判所は李さんに対して公判を行い、存在しない罪名を羅列した。李さんは自己弁護を行った。自分は「真・善・忍」に基づいて善い人を目指して、自分の道徳を高め、犯罪はしていません。真相を伝えるのも間違っていません、などを話して法廷関係者に真相を伝えた。

 10月25日、同裁判所は李さんに対して二度目の公判を開き、実刑3年の不当な判決を言い渡した。公判は家族に通知されていない中で行われ、李さんは上訴することに決めた。

 山東省安丘市景芝鎮鹿村に住む法輪功学習者・李桂芳さんは5月25日、自宅にて国家安全警察によって不当に連行され、違法な家宅捜査を受けた。洗脳班に送られ約20日間(詳細な期日を調査中)迫害を受けた。のち濰坊市留置場に収容され迫害されていた。

 7月29日、李さんは検察官に呼ばれ、逮捕に同意するなどの書類に署名するよう強要された。しかし書類はすでに14日付で署名したことになっていた。李さんは、これは私の署名ではないと言い、署名を拒否した。検察官はあなたは署名してもしなくでも同じことだと話したという。

 裁判所は10月31日公判を開き、李さんと弁護士は道理に適った陳述を行い、検察が羅列した実在しない罪名を論破した。李さんの家族は法輪功を支持することを表明した。しかし検察と裁判所は李さんに3年~4年の実刑を科そうと企んだ。

 山東省安丘市在住の法輪功学習者の楊淑華さんは6月5日、建安路一小学校付近で1人の青年に真相を伝えたところ、理解されず通報されたことにより警官に連行された。直後に洗脳班に送られ迫害を受けた。楊さんの血圧が200以上に達し、610弁公室は責任を取ることを恐れ、彼女を釈放した。

 安丘裁判所は8月25日、楊さんに対して不法に開廷して公判を行った。検察官は偽の証拠を羅列して、楊さんが2014年8月16日真相を伝えていたため、行政処分として15日間拘留されたこと、罰金千元を支払ったことを述べた。

 同裁判所は10月17日、二度目の公判を開き、楊さんは、自分は2014年の行政処分を受けたことはなく、千元の罰金を支払ったこともない、これはでっち上げられた証拠です。6月5日、あの青年に渡した小冊子は彼に真相を知って欲しい、「真・善・忍」基づき善い人になってほしい、それも間違っていませんと話した。

 11月7日、同裁判所は楊さんに判決文を送り、実刑1年、罰金2千元という判決だった。楊さんは上訴した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/13/337610.html)
 
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