発正念についてのある物語
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年11月24日】2カ前、海外から帰って来た同修が、私に発正念のことについて話しました。

 2001年のころ、この同修は発正念のことがまだよく分かりませんでした。当時、彼女は良い状態で、同修たち約30人が、彼女の家に集まって法会を開きました。その中には、迫害により放浪生活を余儀なくされた同修も数人いました。その後、法会のことが同修の誰かを通して、外部へ漏れてしまいました。

 ある日の朝7時前、警官がこの同修の家に来て、家宅捜査しました。彼女は警察所長に真相を話しましたが、全然聞いてくれませんでした。どうしたらいいか分からず、頭が真っ白になりました。この時警察所長は「彼女を連行する」と言い、所長、副所長、政治工作要員の3人で、彼女の家に向いました。その所長はとても凶悪な形相をしていました。

 この同修は慌てず微笑みを浮かべ、心から師父に「万丈の金色の光を発し、警察官らの一切の不正な行為を抑制し、ここでの野蛮で理不尽なやり方を許さないでください」とお願いしました。こう願うと、所長はただちに顔色が悪くなり、床に倒れて動けなくなりました。副所長は所長の様子を見て、目を見開き前に進むと、所長と同じように倒れ込みました。政治工作員は怖くなって前に進めず「おばさん、すみません。この2人は来る前に酒を飲んだので」と言いわけをして、人を呼んで倒れた2人を運び出しました。この同修は工作員に「早朝から酒を飲んだんですか? 体に良くないですね」と言いました。

 しばらくして、この同修は海外にいる子供に誘われて出国しました。今回、彼女は帰国した際に、警察署に行ってあの所長と副所長のことを尋ねました。十数年が経った今でもあの2人は、ずっと寝たきりの状態であることが分かりました。

 私は所長と副所長が、この同修からの救いを待っているかもしれないと思いましたが、同修はあまりにも忙しく、また住所も知らないので仕方がありません。彼ら2人は、縁のある人からの救いを待つしかありません。

 これを聞いて私が思うには、当時この同修の正念は師父が与えてくださった法器で、私たちは法を実証し、衆生を救い済度してる肝心なときに、これらは使うべきです。昨年、私は実名で江沢民を告訴しました。その後、私の居住地、住宅地区の入り口、住んでいる建物の入り口、さらに家の前で私を監視している人が現れました。私が出かけると、監視員はすぐ携帯電話でどんな服装をし、どんな物を持って出かけているかを報告しました。

 今年の9月、私は同修との約束があって外出しました。監視員は携帯電話をかけ始めました。私は監視員に一念を発し、師父に「万丈の金色の光を発し、邪悪を抑制してください。万物は大法のために道を開くようにお願いします。私は大法信徒で、すべての不正な要素をただちに正します」とお願いした後、発正念の語句を黙読しました。あの監視員は徐々に立てなくなり、道に座り込んでしまいました。その日からもう私を監視する人がいなくなりました。

 このことからも分かるように、大法弟子をまだ迫害している人たちは、早く目覚めて、良い未来を選ぶように強く望みます!

 個人の体験で、妥当でないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。合掌

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/5/337269.html )
 
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