【明慧日本2016年11月30日】アメリカのアリゾナ州立大学の法輪功サークルが11月17日、テンペ校内で法輪功への残忍な迫害についての写真展を開催した。その翌日18日には、当校内で開催された「国際の夜」という学校の一大イベントに参加し、引き続き迫害の真相を伝えた。国際大学である当校には、135カ国から来た大勢の留学生がいる。学生達は世界中に広まった法輪功が、その発祥地である中国で、残酷な迫害を受けていることに非常に感心を寄せた。
17日午前10時から午後4時まで、当サークルは学生達がよく通る道の横で、法輪功が世に伝え出された時から、世界各地に広まった様子や、その後中国で迫害され、現在もなお続いている厳しい現実を語る写真を並べ、迫害の経緯と残酷さを伝えた。多くの学生はこのパネルを見て、中国政府の行動が理解できず、ブースを訪れては、学習者の説明を求めた。
18日の夜6時から9時に、当サークルは、当校の国際学生組織が主催した「国際の夜」という祭りに参加した。各国の留学生達が熱を込めて自国の文化を紹介したり、勧めたりして、会場は熱気に包まれた。多くの学生達は、中国伝統の修煉文化に興味を持ち、法輪功サークルの主催する、週に一度の無料体験教室の参加を申し込んだ。

第一功法を教わる学生達
また、多くの中国人留学生と訪れた中国人学者は、法輪功サークルの活動で知った迫害の実態をはじめて目にすると、当惑していた様子だった。しかし、真相を知ろうと思い、自ら進んで学習者に質問する中国人留学生もいた。
中国浙江省出身の留学生2人は、真相の資料をもらった後、迫害される前、中国で1億人の学習者がいたと聞かされると、功法を習いたくなり、その場で動作を教わった。2人は体験後、気持ちがとてもいいと語った。
シカゴで真相を知ったというある中国人留学生は「国内では今まで規制されていた情報を、もう隠せなくなってきています。多くの中国人が段々と法輪功についての真実がわかってきました」と語った。学習者は「中国共産党が組織的に学習者の生体から臓器を摘出しており、中国の臓器移植数がこの数年間に、数百万件に上りました」と説明すると、この留学生は迫害の残酷さと深刻さを理解した。立ち去る際、彼は学習者に感謝と祝福の言葉を残した。