文/ノルウェイの大法弟子
【明慧日本2016年12月2日】ヨーロッパ法会の会場で司会者の同修が、師父から送られて来たヨーロッパ法会宛の祝辞を読み上げました。師父の法を聴き、ますます師父のご慈悲が心に染み入りました。
法会が終ってホテルに戻り、30分で師父の祝辞を暗記していくうちに、私はこれから歩むべき未来の道が見えてきました。
これから私は時々刻々、自分は修煉者であることを忘れずに、外部からの圧力や試練、および、大法弟子の内部からのトラブルと圧力に直面する時、修煉者であることを心に深く銘記して、真に内に向けて探し、精進できる機会を逃さずにしっかり修めていきたいと思います。
それと同時に、自分をもっと高い基準で、律しなければならないことにも気づきました。以前、常人の中で修煉しているため、執着がなければ、常人社会での生活が成り立たなくなるという考えを持っていたため、いくつかの執着心を放任して、自分に対する要求水準も低くなりました。師父は「漏れがあり、人心や執着があれば、今後の道をしっかり歩むことはできません」[1]と仰いました。私はすべての人心と執着心を放下しなければなりません。漏れがないことができてこそ、はじめて修煉と衆生を救い済度する道をしっかり歩むことができると思います。
しかし、すべての執着心と人心の源は「情と私」です。「情と私」のような根本的な執着を努力して取り除き、真に本当に自分の主宰者になることが肝心です。「情と私」を取り除く努力をしていくうちに「自我を放下してこそ、初めて真の自分が主宰者になれること」を悟り「無私無我」[2]という法理の意味が理解できました。その時、頭に師父の法「天清く體も透り乾坤正し」[3]が浮かび上がりました。これは私心を取り除いて達した素晴らしい境地です。
師父が私達の小さな変化を大切にされており「人心のわずかな変化も、すなわち向上であり、神々には皆それが見えるのです」と話されています。
これから、私は決してトラブルに陥っても、不平不満を言わず、たとえ、わずかであってもコツコツと精進し、師父の慈悲なるご期待に背かないように、頑張って行こうと決心しました!
注:
[1] 李洪志師父の経文:『ヨーロッパ法会への祝辞』
[2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「佛性に漏れなし」
[3] 李洪志師父の著作:『洪吟』「劫難の後」