私の小さなお店で「真・善・忍」を実証する
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 【明慧日本2016年12月2日】2009年、私は地元で広さ20平米の小さなお店を開きました。ここ数年、大半の経営者は利益を追求するため、商品に法外な値段をつけています。一瞬にして消費者の財布のお金を抜き取り、自分の財布に移し取るので、消費者はたまったものではありません。このような良くない社会現象をよく目の当たりにしますが、私のお店の方針は、修煉者として歩むべき経営の道を正しく、誠意を持って歩むことです。この物欲が溢れている世の中に法輪大法の素晴らしさを伝え、この世には「真・善・忍」が必要だと世人に知らせたいからです。

 お店を立ち上げて8年が経ち、私が入荷した商品はすべて品質が良く、価格もリーズナブルな品ばかりです。すべて消費者側に立ち、消費者のニーズに合わせて、異なる消費者層のお客さんが皆満足できるように、最高なサービスを提供することに努めてきました。私のお店に来てくれるお客さんは皆、価格交渉を全くせず、請求された額面通りに支払ってくれます。なぜならば、法輪大法を修めている私は信用されているからです。

 警戒心が強く、目の前の小さな利益にばかりとらわれた客に対し、私はこのようなご時世だから仕方がないと理解し、同情しています。師父がこの様に私達に教え導かれています。「平素から慈悲に満ちた、和やかな心を保っていれば、問題が起きた時には、一息おいて余裕をもって、適切にその問題に対処することができるのです。日頃いつも慈悲の心を保ち、善をもって人に接し、何かをする時にはいつも他人のことを考え、問題が起きた時はいつも他人がそれに耐えられるかどうか、他人を傷付けることはないかを考えていれば、何の問題も起こりません。したがって、煉功にあたっては、高い、もっと高い基準で自分を律しなければなりません」[1]日々の経営の中で、私は師父の教えに従い、真心をもってお客さんに接してきたため、どんなお客さんとでも仲良くなれ、私のお店の常連客となっています。

 ある日、1人の顧客が1枚の男性用下着を気に入り、選びに選んだ末「この値段は決して高くないが、10元だけ下げてくれないかしら? たかが10元じゃないの、お安くしなさいよ」と言い、さらに返事をする暇も与えず「あなたみたいな融通の効かない店には、誰も洋服を買いに来なくなるわよ」と皮肉を言って、怒りながら立ち去って行きました。少し経って、彼女は満面の笑みで戻って来て、一言も言わずに、先の下着を買いました。私は彼女に「このお店ではお客さんを平等に扱い、お客様に1円でも多く請求したことはありません。私は法輪大法を修めており、真・善・忍を重んじ、誠実かつ信頼性のあるお店を目指しております。この点についてはご安心ください」と説明しました。あれ以来、このお客さんは長年にわたって値段の交渉を一切せず、店の常連客になりました。

 あるお客さんは店で買い物をして、鞄を店に置き忘れ、鞄の中には貴重品が入っていました。この鞄を無くし、どれほど心配しているのだろうと思い、すぐに鞄の中の携帯電話で、親戚の方と連絡を取りました。親戚の方に急いで鞄を取りに来るようにと伝えてもらいましたが、閉店時間になっても姿を現しませんでした。私が家に着くと丁度、そのお客さんから連絡がきて、夕飯の支度をする暇もなくお店に戻り、鞄を渡すことが出来ました。そのお客さんはお礼に高級なイチゴを買ってきて、どうしても受け取ってほしいと言って聞きません。

 お客さんに「私は法輪大法の修煉者であり、この鞄はただ本来の持ち主に返されただけで、お礼はいりません。今後気をつけてくださいね」と言うと、お客さんは「法輪大法は素晴らしいです、本当に助かりました」と感謝されました。

 ここ数年、私はこのような出来事に多く遭遇しました。財布を無くしたお客さんは感動して「ほかの所で物を落としたら、無くなっているのではないかと、不安でたまりませんが、あなたのお店なら安心です。法輪功は政府の宣伝と違って、全くのでっち上げですね」と私に本音を話しました。

 私の店の噂を聞き、訪ねてくる客は大勢います。それらのお客さんたちに私はこのように話します。「もし、私が法輪大法を学んでいなければ、金銭を何よりも重んじる人間になっており、失えば絶望していたと思います。しかし、日常生活の中で最も貴重なのは、互いに理解し合い、相手のことを受け入れることです。法輪大法を修めてからは常に喜びを感じ、お金では買えない、かけがえのない喜びを私は知っています。皆さんも必ず『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心に深く刻み、忘れないようにして下さいね」と伝えます。

 ここ数年、お店の経営において、常に師父のご加護を身をもって感じることがあります。何を行ってもまるで按排されたかのようで、周到で抜かりがありません。特にこの2年経済は落ち込み、各業種も不景気になりましたが、私のこの小さな店は、常に客足が途絶えることがありません。なぜならば、それは大法の中で修めた真心が、お客さんに伝わったからだと思います。その真心は、お客さんが最も追い求めているものだからです。

 長年、卸業者と付き合ってきましたが、商品の発注や、納品するときなど、特に年末年始の時期に当たると、納品した品物が多く届いたり、支払をするときに少なく払ったりすることが日常茶飯事です。私は気がつけば、必ず先方に連絡して知らせます。業者はとても感動して、私に「お姉さん、あなたのお行いは法輪功の修煉者しかできない行いです」と褒められます。逆に、卸業者から納品した商品が少なかった場合は、私が口頭で伝えた数を再発送してくれ、その検品もいりません。業者は大法の修煉者だから、私のことをとても信用してくれています。

 私のこの小さな店に訪れたすべてのお客さんに、最も満足のいくサービスを提供し、コスパ(コストパフォーマンスの略で、支出した費用に対して得られた満足度の割合)の良い商品に出会え、喜んでもらえると同時に、大法の真相をもっと伝え、もっと多くの人々に美しい未来が得られるように心から望んで、これからも頑張って「真・善・忍」を実証していきたいと思います!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/16/337693.html)
 
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