定期市で恐れる心を取り除き真相を伝える
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2016年12月7日】昨年、私は定期市で真相を伝えた時、邪悪に2回迫害されました。今年も真相卓上カレンダーを配布する時期がやって来ました。私はやはり行くべきだと思い、行くことに決めました。とは言え、心の奥深い所ではやはり少し不安があり、迫害がもたらした損失とそれによって落とされた影は、人を救うことに大きな影響をおよぼしました。

 私は同修と行くことを約束しました。出かける前に、合掌して師父に「これから人を救いに行きます。行く先々での邪悪要素を解体し、弟子が無事に帰って来られるように加持をお願いします」と言いました。私達は迫害の真相を話しましたが、人々はあまり受け入れてくれず、一部の人は聞くに耐えないような言葉を吐きました。私たちはずいぶん苦労をしてやっとカレンダーを配り終えました。次の定期市の時、同修が再び卓上カレンダーを配りに行くと、地元の同修が「あの日、あなた達が離れた直後に警察官と治保主任が駆けつけてきましたよ」と教えてくれました。それを聞いた私は、まず師父の慈悲なるご加護に感謝し、さらに内に向けて探しました。やはり自分の恐れる心が邪悪を招いたと思いました。それから、なぜいつもこの定期市で迫害されるかも考えました。私は当初、真相を話しに行った時、強い闘争心を持っていました。「衆生を慈悲に救い済度する気持ちではなく、真相を聞かないならば、私は反対に是が非でも真相を聞いてもらおう、伝えよう」という気持ちでいっぱいでした。その地域の派出所は狂気じみており、同修を酷く迫害し、地元のすべての大法弟子を妨害し、一部の大法弟子は妨害に耐えられず、家を売り払って引っ越してしまう例もありました。また迫害されて死に至った大法弟子もいました。これらのことは私の怨恨の心を引き起こしたのです。「これらの人心は私ではなく、それは要らない。法に合致しないすべての人心と執着を解体する」と強い正念を発しました。

 それからは、絶えず法を学びました。師父は私達に「大法弟子は真相を伝え、それは神が天門を開いている」 [1]と説かれました。また、「大法弟子は師の衆生を救うことを手伝うという責任を持って世に降りた神であり、下界の衆生を救い済度する責任があるのです」[2]とも説かれていました。

 警察官でも誰でも、全て救い済度を待っている生命で、彼らがどんな理不尽な振る舞いをしても、大法弟子の救いを待ち望んでいる生命であることを悟りました。

 私は同修と再び定期市に行きました。今の度は、心の中に法がありました。師父は「大法弟子は真相を伝え、それは神が天門を開いている」 [1]とおっしゃっていましたので、出かける前に、私は心の中で師父に「私は衆生を救いにこれから行きますが、今は恐れる心がなくなり、あるのは責任感と使命感だけです。私は彼らを救いに行くべきです」と言いました。その日の天候はとても寒く、道には通行人が1人もいませんでした。そこで私は心の中で黙々と定期市の別の空間の邪悪を解体し、縁のある人に真相資料を取りに来るように、真相を知って救われるようにと発正念をしました。

 今回は定期市の入口についた途端に、人々は遅れまいと先を争って真相卓上カレンダーを受け取りに来ました。数分間で、私達の真相卓上カレンダーは瞬く間に全部なくなり、さらに嬉しいことに「法輪大法は素晴らしい」と叫ぶ者まで現れました。卓上カレンダーをもらえなかった人たちは「あなた方のカレンダー配布は、まだ全然足りませんよ。少な過ぎます」と言って残念がって立ち去って行きました。私は彼らに「必ずまたカレンダーをもって来ます。ご縁があれば必ずまた会えますから」と約束し、私たちを待ちわびている縁のある人たちを、もっともっと救わねばと思いました。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟四』「高らかに一曲歌って世間の人を呼び起こす」
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/1/338380.html)
 
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