5年間拘禁された学習者 出所日に強制連行
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 【明慧日本2016年12月23日】黒龍江省宝清県852農場の教師である法輪功学習者・劉譲芳さんは、不当にハルビン市女子刑務所に5年間拘禁された。今年10月11日、拘禁満了日を迎えた劉さんは、刑務所から出た途端、852農場派出所の所長・盧江らに連行され、現在、行方不明になっている。

 10月11日、劉さんの妹と友人はハルビン市女子刑務所に迎えに行き、刑務所の入口で852農場派出所の盧と出会った。盧は劉さんの妹に「何をしに来た?」と聞いた。妹は「姉を迎えにきました」と答えた。盧は「あなたの姉は重点的な『保護』対象だ」などと言った。

 その時、盧は省最高人民検察院、最高人民裁判所に建三江刑務所を告訴したかどうか、どんなものを書いたかを聞き、また「外で駆け回らないように、法輪功を学んだらいいことがない」と言った。

 刑務所の職員は、劉さんの妹に身分証明書の登録を要求したところ、妹は「身分証は852農場派出所にある(2013年、建三江事件の時に警官に奪われた)」と答えた。すると「身分証の番号を登録する必要がある、刑務所の610弁公室で手続きをしなさい」と応対職員が指示した。610弁公室に着いた後、盧は関連する証明書を提示した。すると、女性の書記と副連長はそれぞれ劉さんの妹の写真を撮った。妹は「私の身分証はあなたの所にあるはずですね」と盧に聞くと、盧は「私は知らない、改めて申請して作成しないといけない」と答えた。傍にいた副連長は「身分証がないとまずい、何もできない」と言ったが、結局、手続きなどは何もしなかった。

 劉さんは刑務所から出ると、妹と肩を組んで「妹と数年会っていないので、妹の所に行きます」と言った途端、盧は「駄目だ、住所の登録などをしないといけない、とても面倒だから」と言いながら、他の警官と一緒に劉さんを車の中に押し込んだ。劉さんの妹が姉の手を離さないため、警官は無理やり姉妹の手を引き離して手錠を取り出し、ドアを急いで閉めて逃げた。

 現在、劉さんは未だに行方不明になっている。

 1998年7月、劉さんは法輪功を学び始めた。数年来、劉さんは何度も連行されて拘禁された。かつて労働教養2年を強いられ、懲役5年を宣告されたことがある。拘禁期間中、劉さんは鉄の椅子に縛られたり、懲罰房に閉じ込められたり、強制労働・灌食などの迫害で苦しめられたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/25/338131.html )
 
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