北京朝陽区の毛鳳蘭さんら6人に 不当な判決が下される
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 【明慧日本2017年2月23日】北京市朝陽区の法輪功学習者・毛鳳蘭さん、陶永春さん、許玲麗さん、肖連紅さん、孫金霞さん、馬振民さんの6人は、昨年12月26日、北京朝陽裁判所で不当な判決を下された。毛鳳蘭さんは懲役6年、罰金1万2千元の支払いを命じられた。陶永春さんは懲役3年6カ月の判決を、妻の許玲麗さんは懲役3年の判決を、肖連紅さん、孫金霞さんと馬振民さんは、それぞれ懲役2年の判決を下された。

 6人の学習者はすべて北京市中級裁判所に上訴した。法輪功は人を善に導き、真・善・忍に基づいて、家庭や社会に有益であり、民衆の道徳レベルを向上させている。法輪功を学ぶことは合法であり、顕彰すべきである。学習者は人々に真相を伝え、法輪功の資料を作成したり、配布したりすることは、全て法律の許される範囲以内で行われており、合法である。

 人類の法律は悪を処罰し善を発揚する役割がある。「人類の正義、道徳、良知、善を守ることを立法の精神とする法律」は、すべて「善法」と言える。「人類の理性を破棄し、人の尊厳を軽視し、人間の権利を踏み躙る法律」は、すべて「悪法」と見なされ、認められないものである。正常な社会では、悪法は1日たりとも効力を発生できない。現在の中国では、このような悪質な一部の政府人員がおり、彼らは白日の下で道を遮り捜査を行い、家に押し入り、法輪功学習者を連行することができ、証拠品と称して私物までも押収することが容易にできる。このような人員らは悪法の傘下で憚らずに何でもやっている。

 毛鳳蘭さんに対する 不当な裁判

 毛さんは今年60歳で以前体に病気があり、法輪功を学んだ後すべての病気が治った。毛さんの家庭は睦まじくなり、心理状態も穏やかになって明るくなった。毛さんは法輪功を堅持したため、二度労働教養を強いられ、労役は4年以上におよんだ。思想改造施設に拘禁されて辛い目にあったことがあり、さらに現地の警官らに何度も嫌がらせをされた。

 昨年7月21日の朝、北京市朝陽区十八里店派出所の警官は、毛さん宅に押し入り、毛さんを連行して朝陽留置場に拘禁した。毛さんの家にあった法輪功の書籍101冊、法輪功の真相冊子592冊、法輪功の迫害真相が書いてある紙幣2千990枚、法輪功創始者の写真、ディスクパソコン、ノートパソコン、プリンター3台、携帯電話2台などの物品が押収された。

 昨年12月26日、北京市朝陽区裁判所は毛さんに対して裁判を行い、押収された物品を「証拠」として、毛さんを罪に陥れた。

 孫金霞さん、馬振民さんに対する不当な裁判

 馬振民さんと孫金霞さんは自己弁護の中で、法輪功を学び、心身ともに巨大な変化があり、厳しく自分に要求し、良い人になるように努力していることを述べた。

 孫さんと馬さんは昨年8月10日午後、南湖で法輪功の資料を配布していた時、南湖派出所の警官らに連行された。当日の夜10時過ぎ、6人の警官らは孫さんの家に行き、孫さんの家財を差し押さえた。孫さんと馬さんを罪に落とし入れようとする訴状は、10月25日に北京市朝陽区検察庁に渡された。

 孫さんの弁護士・余文生氏は、道義上法輪功への非難に対して反論した上、法輪功を学ぶことは罪ではなく、孫さんと馬さんに対する提訴は筋が通らないと陳述し、司法手続き上の違法性をも指摘した。

 肖連紅さんに対する不当な裁判

 法輪功を学ぶ前の肖さんは、体が弱く全身に病気があった。法輪功を学ぶことによって、肖さんは家事ができるようになり、同時に精神の上でも、もっと高い基準で自分に要求するようになった。真・善・忍に従って、周りのすべての人に優しく接するようになった。

 法廷で、肖さんは正々堂々と自己弁護を行い、自分の受益した話を述べて、法輪功の素晴らしさをすべての在席者に伝えた。同時に肖さんは、その場にいる警察官、検察官、裁判所の人員に「法輪功を迫害した中国共産党と江沢民グループこそが罪を犯しているのです」と述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/24/341524.html)
 
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