噂を広めないように
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文╱藍馨

 【明慧日本2017年2月16日】最近ある同修から、「ある省都の同修の間では、海外のどのプロジェクトのどの同修の状態がよくないとか、海外に行った誰かが邪悪に利用されたとか、或いは、師父の身の周りの誰かがどうしたのかとかの噂が広まっている」と聞きました。その一部の噂はもっともらしく、また、その信憑性を高めるため、海外に行って来た同修がそう言ったと説明しているようです。

 同修の間でこのような噂を広げるのは、混乱を招く以外に、良い効果は何もありません。なぜなら、今のこの時期では、このような噂の真偽を見分けることができず、まして、一部のものは邪悪が故意に情報を流し、大法弟子と法を実証するプロジェクトを悪辣に攻撃しているとも考えられるからです。

 実は、海外に行って来た同修の話にしても、誰かがそう話したにしても、これらの事の信憑性と確実性を証明することはできません。目下、国内外の環境はとても複雑で、邪悪なデマはどんな機会も逃さず妨害するので、学習者の人心も邪悪が妨害する隙になるのです。

 どうしてこのような噂が今横行しているのでしょうか? 師父は『轉法輪』の中でこれらの問題について明確に説かれているのに、どうして師父の要求通りに行うことができないのでしょうか? どうして真に法を師にすることができないのでしょうか?

 やはり同修の好奇心に原因があるのではないでしょうか。他の同修の情報を多く手に入れれば、自分は向上できると思っているのでしょうか、或いは早く向上出来ると思っているのでしょうか。それは向上するどころか、最低限の修煉者の状態にも達していません。

 多くの地域で、修煉環境がずっと厳しいままになっているのは、邪悪の妨害要因以外に、地元の修煉者の修煉状態も、それに直接関連しているのではないでしょうか。

 中国の複雑な環境の下で、私達は真に法を師にすることができれば、いかなる外部の妨害も心を動じることがなければ、乗り越えることができます。逆に、外に向かって求める心、時間と外部の力を求める心、法に則ってない人心などが、私達に、あと一息のところで失敗させるのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/13/342984.html)
 
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