人心を早く取り除こう
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文/ 山東省の大法弟子 口述、同修 整理

 【明慧日本2017年3月11日】私は中国共産党による法輪功への迫害が最もひどかった2000年に大法の修煉を始めました。病気治療が目的ではなく『轉法輪』に書かれている内容が正しいと思ったからです。人類の道徳は急速に堕ちていき、人々は権力と利益のために争い、お金のためならどんな悪事も仕出かして手段を問わず、さらに同性愛や性の解放などなど、このままでは危険ではありませんか? 天はこれを許しますか? 私はこうして大法の修煉に加わりました。

 利益心を取り除く

 修煉前、私は利益を非常に重んじていました。修煉後も、この心をなかなか取り除くことができませんでした。たとえば、スーパーマーケットで買い物をする際、私はいつも家で使えるように、ビニール袋を1枚多く持ち帰ります。親友との付き合いの中で、私はいつも自分の損得を計算します。ある祝日に、私は兄弟の妻に5キロの卵を贈りましたが、お返しとしていくつかの饅頭しか貰えませんでした。しかも、ちゃんと火が通っていませんでした。私は饅頭をゴミ箱に捨てました。

 私の執着と人心は、師父が一番お分かりだと思います。ある日の夜、私はある人が別の人に1籠の大きな落花生をあげながら、私にはくぼんでいる落花生をくれた夢をみました。私は怒って、その人からどうしても1籠のよい落花生をもらおうとして何回も急かせて、やっと手に入れました。私が浮き浮きして家に帰ろうとしたとき、その人は「もう帰ることができません。車がなくなりました」と言いました。私は「最終便のバスに乗ります」と言いました。その人は「日が暮れていて、もうバスもありません」と言いました。

 この夢の内容を同修に教えると、同修は「これは明らかに師父があなたに利益の心を無くすように悟らせられているのではありませんか?!」と言いました。

 私はとても恥ずかしく思い、この利益の心が出てくるたびに師父に加持を願い、それを抑え、排斥しました。今はだいぶよくなりましたが、それでもまだ少し残っています。ある同修は私から1500元を借りました。数日経ってから、同修は「あなたに急用なお金が生じた際は私に教えて下さい」と言いました。夫にお金をもらってきてと言われて、私は行きました。途中、1人の同修と会いました。同修は「あなたの家はお金が足りないことがないでしょう? その同修はきっと困難があるからあなたから借りました。もしかして、同修が返してくれないのではと心配していますか? 早くこの利益心を放下して下さい! 行かない方が良いと思います。どんな事も偶然ではありません」と言いました。私も同修が返してくれると思いつつ、やはり心が落ち着きませんでした。同修は「もし、この1500元のお陰であなたが利益の心を取り除くことができれば、あなたはお金を借りに来た同修に感謝しなければなりませんね」と言いました。

 私は心を放下して家に帰りました。後日、同修はお金を返してくれました。

 色欲心と疑心を取り除く

 修煉を始めて間もなく、私はよく良い印象を持つ男性と一緒に寝る夢を見ました。しかも、修煉前の私は本当に夫以外のある男性を愛していました。修煉を始めた今、このような不潔な心を持ったままどうして成佛できますか? 私は必ず色欲心を取り除かなければならないと思い、師父に加持を願うとともに、夫との夜の営みを控えるべきと考えました。しかし、夫は修煉しておらず、正に元気溌剌の歳です。そこで私はこう考えました。「私は大法を修煉しているので、エネルギーがある。彼にそのような念が起きないようにさせよう」。夫からそのような求めがある際、私は彼を咎めず、一旦ベッドを離れてぐずぐずと時間を延ばすことにしました。そうすると、再びベッドに戻ったとき、彼はすでに寝たか、或はそのような念を忘れていました。ある同修は「あなた達夫婦は同じベッドで休んでいるのに、十数年間そのような営みがないなんて、すごいですね!」と言いました。実は、自分の基点が正しく、心を純粋に保ち、常に正しい念を持って法に符合すれば、取り除けない執着はないと思います。

 一時、私にお守りを持ってきてくれたり「三退」の名簿を代わりに提出してくれる同修が十数日間、まったく来ませんでした。私は同修がなぜ来ないのかと思いました。私は同修を怨まず、内に向けて探しました。「私のどこが良くできていなかったのか? 口を修めなかったのではないか?」しきりに探しているうちに、私は少しずつ自分のよくない行為や考えを見つけ出して、取り除こうと自分に言い聞かせました。翌日の早朝の煉功時、私は全身が軽く浮き上がるように感じ、神韻公演で演じられているように、すごく心地良く感じました。

 その後知ったのですが、同修はただ忙しいせいで、何日か遅れて来る予定だけでした。そうです。同修に対して疑念を抱くべきではありません。幸い、私はこの件を通じて内に向けて探し、心性の向上を得ることができました。

 私は夜に出かけて『法輪大法は素晴らしい!』という真相の貼り紙を貼る際、よく紙が金色の光に輝くのを見ました。発正念の際、腕がなくなったように感じることも度々ありました。煉功の時、私は自分がとてつもなく高くなっていくのを感じました。真相を伝える際、頭に何の念もなく、家を出た瞬間から全身全霊で真相を伝え、集まる人がいくら多くても怖がらず、全員を三退させることもよくありました。

 私の大きな特徴は、自分のやったことや話したこと、考えたことの中で、法に符合しない部分があると気づいたら、すぐに師父に正念の加持を願い、法に符合しないすべての人心と言動を徹底的に取り除きます! 誰が指摘してくれても私は喜んで聞き入れ、すぐに改めます。

 跪いて師父の慈悲深い済度に感謝致します! 弟子は必ず師父のご期待に背かないようにします!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/5/343862.html)
 
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