江蘇省・遼寧省の2人の学習者 無罪が立証され釈放
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 【明慧日本2017年4月15日】18年間におよぶ法輪功への残忍な迫害、弾圧を続けてきた多くの中国の警察署は、中国共産党が設けた残酷な迫害政策に関与することを、段々と止めるところも僅かではあるが出てきた。法輪功学習者が最近になって、あちらこちらで徐々にではあるが釈放されている。これはその中の数少ない2例である。

 第1審の判決が覆(くつがえ)される

 江蘇省塩城市在住の張素芳さん(女性)は、昨年7月9日、他の人に法輪功への迫害の真相を伝えている時に逮捕され、懲役2年を言い渡された。その後、張さんは判決を不服として、すぐに上訴した。

 第2審で、ずっと張さんは「法輪功を実践することは中国の法律で許されているし、真・善・忍の信念に基づいて良い人になることは、法律に何も違反していない」と主張し続けた。

 第2審の判決は今年3月29日、証拠がないという理由で張さんの無罪が立証された。張さんは、その日の夜に釈放され家に戻された。

 警察署からの検察庁への請求は、何度も却下された

 遼寧省大連市在住の楊叔玉さん58歳(女性)は、法輪功への迫害を指示した中国の元国家主席・江沢民を告訴したことで、昨年3月8日地元の警察官に逮捕された。同日、警察官は楊さんの家を家宅捜索した。

 沙河口の検察庁は、楊さんに対する警察署の請求を何度も却下し、警察にさらなる調査を求めた。その結果、検察は何の証拠も得られないということで、楊さんを3月30日に釈放するように決定を下した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/6/BE-345236.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2017/4/7/162756.html)
 
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