カナダ籍の法輪功学習者 北京で不当に連行される
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 【明慧日本2017年4月15日】北京リードマン会社元重役で、カナダ籍の法輪功学習者・孫茜さんは北京で不当に連行された。この情報は、孫さんの家族が3月28日に知った情報である。

 孫さんはもともと北京リードマン会社の重役であり、カナダ籍の中国人で、北京市朝陽区紫玉山庄に住んでいた。2014年病気で法輪功を修煉し始め、身体がすぐに全快した。今年2月19日、孫さんは家で朝陽区派出所の警官、朝陽国保大隊の警官、ネット監視所の関係者に不当に連行された。3月28日、北京市第一検察庁は孫さん本人の口供書を持たないままで、すなわち「ゼロ口供」のもとで、孫さんを不当に連行した。

 法輪功を修煉し健康が回復し、その後北京朝陽区「610弁公室」の警官に連行される

 北京大学生物学部を卒業した孫さんは、長年仕事の圧力の中でうつ病や肝硬変を患い、心臓が急に止まったこともあり、これまでいくら治療しても完治しなかった。2014年法輪功を修煉すると身体はすぐに健康になった。

 今年2月19日朝、孫さんは北京の家で連行された。北京市朝陽区「610弁公室」、大屯派出所の警官ら20人は家宅捜索を行い、家から携帯電話、DVD、プリンター、パソコン、法輪功書籍および迫害の真相資料などが押収された。また、家にいる家政婦までも一緒に連行され、孫さんの家に遊びに来ていた従妹がもう少しで連行されるところだった。孫さんが勤めていたリードマン会社も数回にわたり、不当な捜索を受けた。

 孫さんのこれまでの生い立ち

 孫さんは1989年7月に北京大学生物学部を卒業し、2009年10月から長江商学院でEMBA(企業の上級管理職をめざした経営学修士コース)を専攻した。1997年11月、共同運営者と一緒に北京リードマン会社を創立し、2004年カナダ投資移民を申請し、2007年カナダ国民の資格を取得した。

 北京リードマン会社は2012年2月16日に深圳証券取引所の創業株式市場に上場し、2014年8月には早くも中国創業株式市場の50強にも選ばれた。連行される前には、孫さんは上場企業のリードマン会社の二番目の大株主でもあり、会社の理事の職に就いていた。

 家族は海外からの救援を強く願う

 今年2月19日、北京市朝陽区大屯派出所の警官らは、孫さんを連行したあと家族に知らせないままでいたため、家族はずっと孫さんを探していた。家族は派出所に行き行方不明者の届けを出して、ようやく孫さんが北京第一留置場に拘禁されていることを知った。

 家族は人権弁護士を依頼し、法律上の援助を求めた。弁護士は孫さんと面会した際、孫さんは法輪功を修煉して受益し健康を取り戻しただけで、何も罪を犯していないと告げた。他には一切、何も悪いことをしていない、それなのに、暗い独房に強いられて閉じ込められていることを弁護士は聞いた。その後、駐北京カナダ大使館の領事官はカナダ国民が連行されたことを知り、孫さんに面会に行き関心を示したので、孫さんに対する独房に拘禁することは、ようやく取り消された。

 今年3月28日、孫さんの家族は、北京市第一検察庁が孫さん本人の口供書を持たないまま、「ゼロ口供」のもとで、孫さんを無実の罪で不当に連行したことを知った。

 最近、孫さんの妹・孫賛さんは海外のメディアのインタビューに応じ、法輪功学習者の孫茜さんを逮捕した理由が成立せず、姉の孫茜さんは法輪功を修煉しているだけで、何も罪を犯していないことを明らかにした。孫賛さんはより多くの人達に孫茜さんに感心をもち、この件に注目してもらい、一日も早く孫茜さんを無罪で解放するようにと強く呼びかけた!

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/7/345308.html)
 
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