辞職を強いられたエンジニア 父親とともに連行される
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 【明慧日本2017年4月18日】北京汽車研究院のエンジニアである法輪功学習者・王彦彦さん(女性)は、勤め先の会社で北京の警官と出身地の河南省の警官に嫌がらせをされた。それで、圧力をかけられた会社側が王さんに辞職することを強いた。そのため、王さんは4月1日に退職せざるを得なかった。しかも、4月13日、王さんと父親は、北京の住所で順義県仁和派出所の警官に連行された。情報筋によると、この連行の黒幕は河南省太康県の警官だという。

 王さんは河南省太康県の出身で、北京汽車研究院に勤めエンジニアだった。王さんは法輪功への迫害を引き起こした江沢民を告訴したため、2015年12月28日、太康県の警官が北京に来て、順義県610弁公室と結託し、王さんの会社に行って騒がした。

 太康県の警官は王さんに「始末書」を書くように強要したが、拒否された。そのため、警官は「お前のような者が太康県にいたなら、すぐに拘留するぞ」と脅迫した。

 今年1月4日、王さんの会社の人力資源部部長は、「会社はもう北京と河南の公安局の圧力に耐えられない」と言って、王さんに辞職を求め、住所も聞いた。

 そして、4月13日朝7時過ぎ、仁和派出所の警官はビルの管理人だと名乗って、王さんの家へ押し入った。その後、私服警官十数人が、王さんの家に不法に侵入し、法輪功の真相資料、プリンターなどを押収した。

 王さんと父親が連行され、家には王さんの姉と2歳の子供、寝たきりの母親の3人だけが残された。

 午後、警官1人が再び、王さんの家にやって来た。警官は姉にいろいろな尋問をした後、「俺らがお前たちのことを配慮しにやって来た。言うことを聞かないと、お前の母親を老人ホームに送り、子供を孤児院に入れるぞ。お前たちをここから追い出すぞ」と脅した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/15/345652.html)
 
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