父は法輪大法を修煉して生まれ変わった
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 【明慧日本2017年4月22日】私の父は今年81歳で、山東省諸城の純朴な農民です。いまは元気で、顔に赤みが差しています。食事も、仕事も若者に負けません。

 数日前、私が実家に戻った時、父は家にいませんでした。母は父が菜園に行ったと教えてくれました。そろそろお昼になろうとする時、父は帰宅しました。電動三輪車に乗っていて、三輪車にはくわとシャベルを載せていました。三輪車は庭に到着すると止まりましたが、結構速いスピードでした。父の顔は汗だくで、帽子も濡れていました。私は何をやってこれほどたくさん汗をかいているかと聞きました。父は、「菜園の隣の坂にある芝を削り、木を植えるための穴を掘った、午後には木を植える」と答えてくれました。

 子供として、私たちは健康な父をみて、本当にうれしいです! 心のなかで法輪大法にこの上なく感謝致します。

 12年前、私の父は杖をついているお爺さんで、椎間板ヘルニアに苦しみ、もう生き続けたくないと思っていました。なぜなら、薬を飲むと過敏になり、頭と身体に大きなしこりができて、どうしようもないほど痒く、薬を飲んでも治らなかったからです。腰痛のため、オンドルに縮こまっていました。苦しくて、「もうだめだ、神様が私を呼んでいる」と言っていました。横になっても、座っても痛くて、地獄の苦しみでした。こうして、病状は毎日酷くなり、後になると、すねと足が浮腫みました。年配者はみな、男の足が浮腫んだら、経帷子(死者に着せる着物)を用意しなければならないと言いました。

 私と母は法輪大法を修煉しています。父に「師父だけがあなたを救えます」と伝えました。そして父は「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と念じ始めました。少しずつ父の状況は改善し、その後、起き上がって、座って母と一緒に『轉法輪』を読めるようになりました。

 父は18日間しか夜の学校に行ったことがなく、知っている文字はわずかでした。しかし、彼は非常に真面目に『轉法輪』を読み、母が読むと指で文字を差しながら、学法しました。一度、私は父に「本を読む時、注意力が散漫になりませんか」と聞きました。父は「散漫にならないよ。散漫になると文字が分からなくなる」と答えてくれました。こうして、毎日学法して(煉功はせず)、父の身体は少しずつ改善していきました。

 40日後、私が父の見舞いに実家に戻った時、彼はオンドルの上に座って、両手で本を捧げ、口は絶えずブツブツ言っていました。私は父を睨みながら、冗談で、「本当に読めるようなふりをしていますね。声を出してください。聞いてみたいから」と言いました。その結果、父は1ページ全体の70%が読めました。私は自分が学法する時、注意力が散漫になっていることと先ほどの冗談を恥ずかしく思いました。

 半年が過ぎると、父は杖を捨て、菜園で働けるようになりました。腰が治り、笑顔になりました。私に会うと、「よくなった、腰がちっとも痛くない、リューマチ性関節炎も良くなった」と言いました。父は子供のように喜んで、食べることも、寝ることも楽になり、長い間放置していた4ムー半の畑の耕作をはじめました。子供や孫達が今年はやめるように勧めて、やっとやめました。

 05年の春、父は市場に行き、自分が植えた野菜の苗を売りました。ある人が4元の苗を買い、彼に50元の偽札を渡しました。彼はその人に46元のお釣りを渡しました。その朝、計6元の野菜の苗を売りました。少ないお金でしたが、父は非常に喜びました。なぜなら、それは父が自分で稼いだお金で、それで朝食が食べられるからです。父は隣にいた露店で食べ物を買いました。その50元で買おうとしました。お釣りがないと、引き続き野菜の苗が売れないからです。食べ物を販売していた人が「おじさん、このお金は偽札ですので、受け取れません」と言いました。

 当時父は言い知れぬ気持ちを覚えました。苦労したのに、お金を稼げなかったばかりか、こんなに多くのお金を損しました。それはほかでもない利益の心だと思い、とりあえず、先に食事をしようとしました。食事をしている時、食べ物を販売している人が「おじさん、その50元の偽札を私にくださいますか、私があなたに25元をあげます」と言いました。父はそれでいい、そうすると損失が減るからと思い、2人は札を交換しました。しかし、事後、どうしても正しくないと感じ、父はその偽札を取り戻しました。

 周りの人はみな奇怪な目でみていました。「このおじさん、偽札を使ったから、25元もなくなった」と言う人もいました。父は「私は大法の書籍を読んでいます。師父に教えられた通りにしないといけません。私を騙した人は正しくありませんが、だからといって私が再び人を騙してはいけません。これは真・善・忍に符合しません。私は師父の話を聞かないといけません。私は大きな道理はわかりませんが、ただ『法輪大法はすばらしい』と知っています。みなさん、『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』と覚えてください」と説明しました。

 父の身体はますます丈夫になり、足で三輪車のペダルを踏み、片手は三輪車のハンドルを握り、もう片手は糞を入れた二つのバケツをぶら下げた天秤棒を押さえて、菜園に運びました。隣近所は冗談で彼は雑技をやっているといいました。菜園は家から遠く離れていました。3日か、5日に一度この雑技をやっていました。人々は私に会うと、笑顔で「あなたの父は本当にすごいですね、80歳過ぎたのに、まだこんなことができるとは」と言ってくれます。

 私たち一家は恩師の慈悲なる救い済度に感謝致します! ここですべての人に「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と覚えるようお勧めします!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/14/345606.html)
 
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