宜昌市の学習者7人 裁判を受け うち3人を刑務所に搬送
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 【明慧日本2017年4月28日】湖北省宜昌(ぎしょう)市の7人の法輪功学習者は、昨年4月に不当に逮捕された。学習者のうち3人は実刑判決を言い渡され、残りの4人はなお審理中であり、今のところ有罪判決は出されていない。

 3人の学習者が実刑判決を受けた

 甘紅平さん(45歳女性)は夷陵地区610弁公室と警備部門の警官に取り調べを受けた。甘さんは数日間睡眠を剥奪された上、犯してもいない罪を認めさせようとする警官らによって、煙草を押しつけられて火傷を負った。

 甘さんは昨年10月26日、夷陵地方裁判所で裁判を受けた。甘さんの弁護士は彼女の味方になって無実を訴えた。しかし、懲役4年間の実刑を言い渡されて武漢女子刑務所に送られた。その裁判所も甘さんの家族に、甘さんは上訴する意思はないと嘘をついた。

 陳発翠さん(女性)と向文蘭さん(女性)も、昨年10月から12月の間、夷陵地方裁判所で裁判を受けた。陳さんと向さんはそれぞれ、懲役4年の実刑判決を受け、武漢女子刑務所に送られた。彼女らの家族は、刑務所から送られてきた判決文書を受け取るまで裁判のことを一切知らなかった。

 4人の学習者は裁判にかけられたが 判決には到らなかった

 楊偉軍さん(40歳男性)、徐巧玲さん(50歳女性)、張永勝さん(50歳男性)と妹の張永紅さん(50歳)の4人は、昨年11月に葛洲堰裁判所で裁判にかけられたが、まだ判決は出ていない。

 裁判所の職員によると、張永勝さん、張永紅さん兄妹は犯していない罪は認めないという断固とした態度なので、裁判官は判決を出したがらなかったという。警察官は罪を認めさせようと張さん兄妹に尋問を繰り返したという。

 3人の学習者は弁護士をたてて法廷に立つことをせず、自分達で自己弁護する道を選んだ。学習者達は、中国の法律には、法輪功の情報資料を所持することが違法であると書かれていないと法廷で述べた。

 家宅捜索を受ける

 警察官は学習者の家を家宅捜索し、法輪功の書籍とパソコン、プリンター、銀行のカード類、現金やその他の私物を押収した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/3/345104.html)
 
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