【明慧日本2017年6月15日】カナダのカルガリー市で、今月4日、戸外で行われる初夏の大規模な野外フェスティバルの一つであるライラック祭を迎えた。ライラック祭は市中心部の西南4thストリートの13街道から15街道までの間で行われ、毎年、多くの企業団体や数十万人の市民、観光客や各機関の政治家を引き付けている。カルガリー市の近隣に住む法輪功学習者もライラック祭の祝賀行事に参加し、当日のオープニングパレードの後、展示ブースで法輪功迫害の真相を伝えた学習者は明朗で向上心があり、平和的な穏やかさを保ちながら、積極的に正しい風格を表した。
「あなた達のパレードはすばらしい!」
ライラック祭はパレードで幕を開き、パレードに参加した多くの隊列の中、法輪功の隊列は格別目に飛び込んで来た。法輪大法の色とりどりの旗は風を受けてはためき、学習者たちのリズミカルで軽やかに響く腰太鼓は、観衆に深い印象をとどめた。腰鼓隊員の燦爛さんの笑顔と、規則正しい韻律は、その場にいた観衆たちからひときわ大きな拍手と喝さいを受けた。
ジャックさんは午後、わざわざ法輪大法の展示ブースに足を運び、興奮しながら「黄色の服がとても映(は)えてきれいです! 太鼓の音も非常に素晴らしい! あなた達のパレードは本当にすばらしい!」と褒めた。
「あなたたちは実に素晴らしいことを行っている!」
パレードが終わり、行き来する人々は押し合いへし合いし、市街区すべてが観光客であふれかえった。法輪功のことを聞いたことがなかった観光客は、法輪功のブースの前で、たくさんの大きな集団煉功の歴史の写真を見てとても震えを感じ、法輪功の修煉をしているために学習者が迫害されていると聞いて、さらに、生体臓器狩りの話を聞いて非常に震撼し、観光客たちは何回も繰り返し「中国共産党はなぜこのようなでたらめな酷いことをやっているのですか?」と憤慨し、尋ねて来た。
法輪功が迫害されていることをよく知っている1人の中年男性が、1人の若者をブースの前に連れて来て、法輪功の状況を紹介し、署名できる請願書があるかどうかを積極的に聞いてきた。同行してきた若者は真相を聞いた後、法輪功に非常に同情し、英語の資料とDVDを手に取り、さらに、たくさんの中国語の真相資料をもらい、「中国人のルームメイトに持って帰り、この状況を知らせます」と語った。
請願書に署名した後、中年男性は、男性のそばに足を止めた観光客に、法輪功学習者の生体から臓器を摘出されていることを伝え、簡潔に説明すると、その観光局の人は非常に怒り出し、「中国共産党はこんなにも酷いことをするのか!」と言った。そして、すぐに請願書を手に取り、慎重に自分の名前を署名した。
多くの人が法輪功のブースの前にやって来て、法輪功学習者に対して友好を表し、中国共産党が行っている18年間にわたる迫害に嫌悪感を抱いた。白髪まじりの髪の1人の白人女性は「中国共産党はとても邪悪です。その邪悪さは徹底的に暴露されるでしょうし、法輪功を迫害していることがその一例です」と語った。そして、その白人女性は「迫害が早く終わり、共産党がすぐに歴史の舞台から処分されてしまえばいい」と願った。
年配の白人夫婦は、「早くから法輪功に関心を抱いています」と語り、法輪功が平和的に迫害に反対していることがすごいことだ、と感じており、学習者を賞賛しながら 「あなたたちは実に素晴らしいことを行っており、歴史を変えることでしょう!」と語った。
「私はすぐにでも法輪功を習いたい!」
学習者が法輪大法の素晴らしさを紹介しているのを聞き、法輪功を学ぶ手段を告げられると、観光局員たちは喜んだ。週1回、煉功場に功を学びに行くと多くの人が言い出し、さらに、図書館で法輪功を教える時間を多くの人が書きとめ、功を学ぶための記入用紙に登録した。
ある家族はブースの前に人がたくさんいるのを見て、わざわざブースの後ろに回り、功法を習うにはどうすればよいか尋ねた。功法に関する情報を受け取ると、その家族は全員が非常に興奮した。
「カナダ政府は多くの貢献をしなければならない」
2月に中国共産党によって不当に連行された法輪功学習者の孫茜さんのために、孫茜さん救出の請願書に署名を求める活動を、学習者たちはライラック祭当日に行った。
多くの市民が「中国共産党は法輪功学習者を迫害し、中国人に対してだけでなく、カナダにまで手を伸ばしており、中国共産党の迫害に遭ったら誰であろうと助からない。それゆえ、カナダ政府は黙っておらず、迫害制止のために、多くの手を打たなければならない」と語った。