使命を忘れずに随時随所で法輪功の真相を伝える
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文╱中国の大法弟子

明慧日本2017年6月17日】

 縫製店で真相を伝える

 私は仕立屋を開いており、主に洋服のお直しをやっています。師父は「偶然に出会った人、生活の中や仕事の中で出会った人に皆さんは真相を伝えなければなりません。」[1]とおっしゃいましたので、私はすべての機会を利用して、大法の真相を伝えるようにしています。

 私は仕事を丁寧にこなし、値段も安く、顧客は多く来店しています。店して下さるすべてのお客さまは師父が按排された真相を聞きに来る人で、私は1人も残さず、できるだけ真相を伝えるようにしました。私は異なる資料を用意し、それぞれの人の特徴に応じて資料を渡し、それから三退をして平安を守ることを話し、釣り銭も必ず真相紙幣を使うようにしています。大法の真相を聞いたほとんどの顧客は大法を認め、三退をしてくれました。もちろん、忙しすぎて、真相を伝えることを忘れてしまう場合もありますが、その後、とても後悔してしまいます。

 ある日、帰省してきた若い女性が私の店に来ました。彼女はボタンをつけてほしいと頼んできました。私は「ここには裁縫道具があるから、ご自分でつけて下さい。お金は要らないから」と言いました。彼女は「今日はとても気分が悪くて、何もやりたくないわ。やはりつけてください」と言いました。私は彼女に大法の真相を伝え始め、「法輪大法は世界の100以上の国と地域に広がり、多くの国々に認められて褒賞されています。なのに中国共産党だけは法輪功を迫害しています。それは道義上許されないことです」と話しました。彼女は目を大きくして、とても真剣に私の話を聞いていました。「あら、お元気じゃありませんか。病気には見えませんよ」と私が言ったら、彼女は「確かにそうですね。先程は大変気分が悪かったのに、今はすっかり元気になりました。どうしたのでしょう」と不思議そうに言いました。「それはあなたが大法を認めたので、師父があなたを助けて下さったのですよ。『法輪大法は素晴らしい。真善忍は素晴らしい』としっかり覚えて下さい。将来あなたにはきっと素晴らしい未来がありますから」と彼女に言うと、彼女は「はい、分かりました。しっかり覚えるようにします」と嬉しそうに言いました。

 2カ月後、彼女が再び店に現れた時、見違えるほどに変わっていました。とても元気で明るくて、体重が10キロも増えたそうです。私を見たら、彼女はしきりに「本当に有難うございました」とお礼を言いました。衆生が救われた様子を見て、私はとても嬉しくなりました。

 街で真相を伝える

 出かける時、縁のある人に出逢えば必ず真相を伝えるようにしています。ある日、道端で白髪のおばあさんに出会いました。彼女は杖をついて、顔色が悪く、目が濁っていて、とても痛々しい姿でした。こんなお年を召されて、きっと大法の救いを待っているだろうと思い、私は自転車から降りて、彼女の耳元で「法輪大法は素晴らしい。真善忍は素晴らしいとしっかり覚えて下さい。これからきっと元気になりますよ、福報を得られますよ」と言いました。おばあさんは「はい、しっかり覚えた」と答えました。

 1カ月後、再びおばあさんに会った時、おばあさんは顔色がよく、両目が生き生きとして、杖をついていましたが、とてもしっかりとした足取りで歩いていました。私は「おばあさん、『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』を念じていますか」と聞くと、おばあさんは「念じているよ」と言って、そして、私の手を握ってとても感激し「今度、やっとあなたの顔がはっきり見えたわ。以前は目が悪くて、人は黒い影にしか見えなかったの」と言いました。

 おばあさんは近くに住んでいることが分かりました。私の家の場所を知ってから、おばあさんはよく自家産の野菜や果物を持って来てくれました。私はそれを断って、「お礼を言うなら、私にではなく、師父に感謝して下さい。大法の師父はあなたを救って下さったのですよ」と言いました。おばあさんは「師父に感謝します。師父に感謝します」と言いました。そして、おばあさんにお守りをプレゼントしました。おばあさんはとても気に入ってくれて、大事にポケットに入れました。

 ある日、おばあさんは慌てて家に来て、「お守りをなくした、孫娘が服を洗った時になくした」と言いました。私は「落ち着いてもう一度探して見て下さい」と慰めました。2日後、どうなっているのかと心配して、おばあさんの家を訪ねてみました。おばあさんは嬉しそうに「あの日家に帰ると、お守りは枕の上に置いてたのよ。何日、探しても見付からなかったのに、本当に不思議で仕方がないの。神様が本当にいらっしゃるのね」と言いました。

 派出所と留置場で真相を伝える

 ある日、街で法輪功の資料を配った時、真相を知らない人に通報され、派出所まで連行されました。派出所に入ると、私は5、6人の若い警官に真相を伝え始めました。1人の巡査は「まず健康診断をしろ。ほんとに何も病気が無ければ、僕も法輪功を信じるよ」と言いました。病院へ行く途中、私は6人の若い警官に法輪功の真相を話し続け、彼らもとても興味津津で、たくさんの質問をしてきました。彼らの質問に一つ一つと答えてから、彼らに別名を作って全員三退をさせました。

 留置所に入れられてから、私は囚人服の着用と署名を徹底的に拒否しました。警官は「囚人服を着なければ、お前に手錠をかけるぞ」と脅迫しました。私は「いい人を迫害することは道義上許されないことです。善悪には報いが有るのは天理です。あなた達はすべて騙されています。あなた達に犯罪をさせたくないから、手錠を掛けるならかけなさい」と言って、両手を出しました。彼らは皆苦笑いをして、誰も手錠をかけなくなりました。

 それからの数日間、いろんな警官が私に尋問しました。その機会を利用して彼らに真相を話しました。その結果、多くの警官が大法の真相を知り、その後、私が煉功しても皆知らん顔をしていました。真相の分からない警官は「お前を労働教養所に入れるぞ」と脅しましたが、私は心の中で「すべては師父のおっしゃる通りになりますから、あなたの思う通りにはなりません」と思いました。毎晩2人の女性警官が交替で私と一緒に寝るようになっていました。彼女たちは新卒の大学生もいれば、退職前の人もいました。私は彼女たちに真相を話し、三退をさせました。他の時間では私は法を暗唱し、発正念をし、思い出せる分の法を暗唱しました。9日後、黒巣から出ました。

 2015年、江沢民を告訴する大潮流が押し寄せて来て、私も告訴状を最高検察院に郵送し、受取通知をもらいました。区役所の人は我が家に来て取り調べやら、署名やら妨害をしてきましたが、私は彼らに大法の真相を話すと、その後から来なくなりました。

 真相を伝える中で、まだまだたくさん、人を感動させる実例があります。例えば「法輪大法は素晴らしい」と念じて椎間板ヘルニアが治った人、腕の痛みがなくなった人もいました。あるおじいさんはガンを患っており、顔に出来物がいっぱいでした。私から法輪大法の真相を聞いた後、彼はとても喜んでどうしても私を養女にしたいと言いました。そして、彼は「あなたは本当に良い人だ。昨夜、誰かが私をボートで川の向こう岸まで運んでくれる夢を見た。川の水はとても透き通っていて、とてもきれいだった。しかし、川を渡るとその人がいなくなった。今日あなたと出会って、貴人(地位や家柄が高い人)に巡り会えたと思った」と言いました。その後、彼は体が回復し、毎回私に会うといつも嬉しそうに「あなたは実の娘よりも親しく感じる」と言いました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法四』「二〇〇三年アトランタ法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/1/348507.html)
 
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