新しい学習者 大法が広く伝えだされるこの日を待ち望む
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文/中国の新しい学習者

 【明慧日本2017年4月16日】私は大学院生の時、偶然に指導教師のテーブルの上に置かれていた神韻DVDを家に持ち帰ってみました。そして、警官が法輪功学習者を迫害する舞踊劇を観た時、涙が止まりませんでした。自分でもおかしく思いました。どうして、この演目がこれほど感動させたのでしょうか。いま振り返ると、おそらく私はその時救われたのです。

 私は2015年中国の新年の前に正式に大法の修煉をはじめました。その年、たくさんの佛教の書籍を読み、当時それらの書籍に書かれた道理が非常に好きで、ひいては自分も将来出家し、佛教に帰依しようと思いました。ある日、寮で一人言を言いました。「佛法こそ、宇宙と人生を徹底的に悟る最終的な智慧である。私は今生必ず佛法を見つけ探す」、と。(いま振り返るとこの考え方には佛法を利用して、人生の真諦を追求したい執着心が含まれていると同時に佛性の現れでもあります)。

 この考えがあって、2週間経たない時、私はネット封鎖を突破し、大法の真相プログラムを視ているなか、師父の広州での説法を開きました。その心を震撼させる激動は言葉で表すことができません。私は師父のすべての言葉が、電気のように全身を走りぬけたと感じました。それから、連続して数日間の時間を利用して、九講をすべて読みました。読み終えてから、人生のなかに、如何なる疑惑もないと感じました。非常にはっきりと、自分が本当に大法を修煉する道を歩み始めているとわかっていました。

 一、関を乗り越える

 はじめて病業の関を乗り越える時、突然ひどい風邪のような症状が現れ、嘔吐しました。吐くことが酷くて、死ぬほどでした。翌日になるとまた目眩が追加され、身体が辛くて病院にいけないほどでした。当時私は正念が足りず、常人の手段で苦しみを弱めようとして、漢方薬を一碗飲みましたが、少しの改善もありませんでした。その時、私の考えがはっきりしてきました。ほかでもなく業を滅しているので、治療をする必要はない、と。そして、心のなかで「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と念じました。念じに念じて眠りました。1時間後、目が覚めましたが、先程まで大変ひどかった症状がいつのまにかなくなりました。まるで何もなかったように正常な状態に戻りました。

 最近もう一度病業の関を乗り越えましたが、ひどい鼻炎の症状が現れました。絶えずくしゃみをし、涙を流し、非常に苦しく、しかも私の仕事に厳しく影響しました。しかし、苦しい消業の過程のなかで、絶えず正念をもって病業の現象に対応し、病気であると認めないようにしました。少しずつ、今回の病業は心性が向上する踏み台となり、本当にそのなかで強大な主意識は肉身の苦しみを超越でき、本当の自分は肉身のなかに縛られていないと認識することができました。私は消業時、肉体の苦しみを感じましたが、もし主意識がはっきりとし正念が強ければ、この苦しみは本当の私を動かすことができません。

 二、真相を伝える

 私がはじめて世の人々に大法の真相を伝えた時、彼らが真相を聞くとすぐ突然非常にまじめになり、重大な事件を聞いているような表情になることに気づきました。私は常に心のなかで黙々と「これは本当に彼らが心のなかでずっと待ち望んでいたことだ!」と思いました。

 例えば、最近私は『細語人生(人生を詳細に語る)』のプログラムのなか、ひとりの患者に目眩の症状があり、私の母と非常に似ていることに気付きました。そして、母にそのプログラムを視てもらい、この機会に大法の真相をはっきりと伝えました。私は法輪功が迫害されている本当の原因は、法輪功が広く伝え出されていることに江沢民が嫉妬したからで、天安門焼身自殺の真実、自分が修煉してから受けた恩恵などを伝えました。母は突然目を大きく開け身体をまっすぐにして座り、一言も言わず、静かに私の話を聞いていました。私は今までこれほど真面目な母の姿をみたことがありません。

 母はまた五式の功法を学びたいと言いました。一回目に「弥勒伸腰(Mile Shenyao) 弥勒佛が腰を伸ばす」[1]をした時、母は「私の右手には問題があり持ち上げられない、持ち上げると痛くなる。すでに非常に長い時間この状態だった。私は入院しようと思っている」と教えてくれました。私は「そうしたら、無理しないようにしてください。ゆっくりやりましょう」と伝えました。しかし、母は二回目にこの動作をやる時、非常に自然に手を上に伸ばすことができました。数秒後、母はそれに気づきました。「あ! 私の手が上がった! どうやって突然持ち上げたのか!」と言いました。私は何も思わず、ただ「法輪功は非常に不思議です。お母さんは病気のことを心配しなくてもよいです。続けて動作を学びましょう」と伝えました。そして、一日目の煉功が終わると母の手は完全に回復しました。母は「あまりにも不思議だ! 本当に不思議だ! どうやって良くなっただろう!」と感嘆しました。その後、母はまた毎日師父の広州での説法を聞きました。

 以前の私は母と仲がとても悪く、母に対するたくさんの恨みの心のしこりを解くことができませんでした。しかし、私が母に大法の真相を伝え、「三退」を手伝ってから、私達の間の恩讐はまるで一瞬にして消えました。私達がこの世に来て親族になったことは、本当に大法が広く伝えだされるこの日を待ち望んでいたのだと常に感じています。

 最近、私はやっと少しずつ法輪功に対する迫害の真相を伝えることへの心理的な障碍を突破し、出会った人達に常に真相を伝えるようになりました。数日前、我が家のベランダに5本の優曇華(うどんげ・3千年に1度しか咲かないと言われる伝説の花)が咲きました。

 今、私は残りの時間がどのくらい長いかを考えず、ただ強い正念を持って修煉の道を歩み、人を多く救い、しっかりと自分の使命を全うし、誓約を実現しようと思っています!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『大圓満法』「二、動作図解」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/3/345065.html)
 
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