文╱中国の大法弟子
【明慧日本2017年6月21日】私は2年前に法輪大法を修煉し始めた新しい学習者です。もともと、「修煉」と言う概念は私の中にあまり馴染みがないため、最初の頃、修煉をしようとは思いませんでした。妻は大法修煉者です。彼女は修煉してから健康になっただけではなく、人柄がもっと優しくなり、もっと親孝行になり、もっと寛容で辛抱強くなり、いろんなことに対して、人と言い争わなくなりました。次第に、法輪大法は中国共産党が宣伝したようなものではなく、それらはすべてでっち上げた虚言だと分かりました。しかし、毎日の生活に追われ、大法は素晴らしいと分かっていても、修煉しようとの願望は私にはありませんでした。その後、妻と一緒に法輪大法の最も重要な書籍『轉法輪』を読んで見て、それは人に良い人になるように教わる本だと分かりました。
以前、私は広告業で働いていました。2年前、兄と一緒にある店の看板を外す作業をしました。それは4メートルほどの高い屋根の上での作業でした。私が看板からネジを全部外した時、突然風が強くなり、看板が風に吹き飛ばされそうになりました。兄は下にいるので、看板が落下すると、きっと兄に当たるだろうと思って、私は一所懸命看板を抑えました。しかし、風がさらに強くなり、私は長さ数メートルの看板と一緒に風に飛ばされ、地面に落下しました。その時の私は頭が真っ白になり、気が付いた時、自分はコンクリートの地面に座り込んでいました。妻が危険に遇った時は、誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい」と念じれば、不吉な事に出くわしても、それを吉事に変えることができると言ったのを思い出しました。私は目を閉じて「法輪大法は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい……」と繰り返して念じました。そばで兄が「立てるのか」と聞かれ、その時、私は痛みを感じず、兄に支えられてゆっくりと立ち上がりました。右足はまったく力が入らないため、骨折した可能性があると思いました。兄は病院に行こうと言いましたが、病院に行くのが面倒で検査するのも痛いし、師父は「一人が煉功すれば、まわりの者に恩恵を与えることになります」[1]とおっしゃっていたから、足もきっと大丈夫だろうと思いました。そこで、病院には行かないと言って、兄にオート三輪車で家まで送ってもらいました。
家に帰ってから、しばらくはベッドから下りられず、師父の説法の録音を聞き、時には『轉法輪』を通読しました。体が日に日に良くなり、次第に歩けるようになりました。そして、妻から五式の功法を習い、2週間後に完全に回復しました。以前はよく「筋骨まで傷をおった怪我を直すには100日間ぐらいかかる」と聞きましたが、私は10日ほどで回復したので、法輪大法の凄さと不思議さを身を持って体験しました。
去年の夏、私はミニバンを運転して牧場の仕事をしに行きました。昼頃、深さ5、6メートルの水路の近くで休みを取りました。水路の水は2メートルほどの深さがあったでしょうか。牧場の近くですので、ハエが多く、私は車のエンジンをかけその場所を離れようとした時、車内にハエが飛んでいるのを見かけました。そこにおいてあるタオルを取ってハエを払い払うことに夢中になった私は、エンジンをかけたことをすっかり忘れ、車が木にぶつかった音がした時、初めて「しまった!」と気付きました。その時、車はすでに深さ5、6メートルの水路に滑り落ちていました。私は急いでブレーキをかけ、車の中でじっとして少しも動くことが出来ず、携帯電話をかけて助けを求めました。その後、人々がやって来て、ようやく車をなんとか引き上げてくれました。衝突によって車は変形しましたが幸いにもまだ走れるので、やっと胸をなでおろしました。もし、もう少し対応が遅ければ大惨事になったところでした。
数日後、車を修理に出した時、意外にも車の後の右側に小さな白い花が咲いているのを見ました。小さな白い花は太陽の光に照らされてとても神聖かつ純潔で、数えて見ると全部で13輪咲いていました。これは世界各地で咲いている優曇華(うどんげ)だと分かりました。優曇華は人間の世界の花ではなく、佛経の中で3千年に一度咲く花で、開花した時、転輪聖王が法を伝え出され、人を救い済度されると記載されているそうです。なるほど、あの日、水路の近くで大法の師父は再び私を救ってくださったのです! そして、自分の車でこの神秘的な優曇華を見ることが出来て、自分が本当に幸運で大きな佛縁があると思いました。
それから、私は自分を大法修煉者とみなし、法を学び、功を煉りました。しかし、安逸心が重く、精進とは言えず、修めたり修めなかったりして、大法は素晴らしいとは分かっていながらも、いつでもどこでも自分を修煉者として律することができず、他の人はとっくに無病な状態になったにもかかわらず、私は依然として 「消業」の関門から抜け出せていませんでした。時々、息苦しく、だるく、浮腫などの症状が現れ、病院で検査をしても医者は何の病気かはっきり言わず、ただ薬だけを処方してくれました。薬を飲んで少しは良くなりましたが、しかし、その後、浮腫がひどくなり、そして、呼吸困難となり意識がもうろうして危ない時、私は師父のことを思い出し、心の底から 「師父、助けてください、助けて下さい」と何度も心の中で叫びました。声はまったく出ませんでしたが、数秒後には普通に呼吸ができるようになりました。師父は再度私を救って下さいました。一生涯かかっても偉大な師父のご恩に報いることはできません。これから、きっとしっかりと修煉し、この貴重な機縁を大切して行きます!
自分の経験を書き出したのは、「法輪大法は佛法です。危険に遇われた時に、誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい』と念じれば、大法が守ってくださる」ということを皆さんに伝えたいと思ったからです。大法弟子が皆さんに話したことはすべて真実です。大法は縁のある人を救い済度するために、この世に来られているのです。「くれぐれもこの浩蕩たる(こうとう・ 広広とした、 弘大な )佛恩を大切にしましょう!」と心から願っています!
注:
[1] 李洪志師父の著作: 『轉法輪』