【明慧日本2017年6月21日】河南省駐馬店市西平県の法輪功学習者・劉迎春さん、孔玉傑(40代)さん夫婦は5月19日午後、同県の公安局の警官に連行され、21日に西平県留置場に送られ拘禁された。劉さん夫婦はともに連行されたため、家に4歳と2歳の子供が残された。孔さんの母親が寝たきりなので、孫の世話ができない。その後、2歳の子は叔母に連られて帰ったが、4歳の子は近隣の人から食べ物をもらい1人で家に残っている。
劉さんが受けた迫害
劉さんは孤児で、先天性癲癇を患ったが、法輪功を学んで完治した。
しかし、法輪功を学んでいる劉さんは当局に迫害を加えられた。2004年、労働教養処分を受けた劉さんは、河南省許昌労働教養所に拘禁された。ある日の午前、警官・徐は劉さんを労働現場からオフェスに呼び出し、劉さんに「転向」することを強いたが、劉さんは法輪功の素晴らしさを徐に伝えた。そのため、徐は怒り出し、受刑者に指図して劉さんを殴打したり、罵ったりした。
2009年、地元610弁公室の警官の嫌がらせを避けるため、劉さんは家を離れたが、ほかの地方で610弁公室の警官に連行され、西平県に送還された。
孔さんが受けた迫害
孔さんは河南省頂山市の出身で、劉さんと結婚して、西平県に住むようになった。
孔さんも労働教養処分を受け、十八里河労働教養所に拘禁され、灌食、猛打などの拷問を受けた。
教養所から出た後、生計を立てるため、孔さんは広東省広州市に行きアルバイトをしたりしたが、広州市で警官に連行され留置場に拘禁された。留置場で断食して迫害に抗議した孔さんは、野蛮な灌食をされ、殴打を受けた結果、生命の危機に晒された。そして、留置場側が責任を負うことを恐れて孔さんを病院に送り、孔さんの友人を通して家族に孔さんを迎えに来るようにと通知した。
もともと経済状態が良くない家庭だが、今回、夫婦ともに連行され、幼い子供たちには世話する人がいなくなり、悲惨な状態に陥っているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)