内モンゴルの刑務所で 学習者たちへの酷い迫害
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 【明慧日本2017年7月6日】情報筋によると、内モンゴル赤峯市の法輪功学習者・藩麗娟さん、王秀芳さんは現在フフホト市女子刑務所で酷い迫害を受けているという。

 王秀芳さんは邪悪な指令に従わなかったため、今年2月24日、警官の康健偉に口、首、手をスタンガンで電撃された。藩麗娟さんは、法輪大法の経文を暗誦したため、同様に康警官にスタンガンで電撃された。

 本籍が内モンゴルで、北京出身の学習者・王磊(レー)さんは名札を付けることや写真撮影を拒否したため、今年3月31日、スタンガンで電撃され、毎日2人の受刑者に監視され、買い物、生活必須品の購入も禁止されている。

 藩麗娟さん(42歳女性)は、2015年10月18日の朝、自宅に押し入ってきた国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、派出所の警官により連行され、家宅捜索をされた。多くの法輪功の関連書籍、迫害の真相資料、パソコンおよび私物の財産を押収され、夫も同時に連行され(当日の夜に解放された)、藩さん本人は留置場に入れられて身柄を拘束された。

 昨年3月15日、藩さんに対して裁判が行われた。藩さんの夫は弁護士を依頼したが、国保大隊の警官に脅されたためやむを得ず弁護士への依頼を解約した。法廷で、藩さんは自分で無罪を主張したが、ひどく妨害され、裁判は草々に終わった。その後、藩さんは懲役7年の判決を下された。夫は6月になってから初めて裁判の結果が分かった。

 王秀芳さん、李翠蘭さんは昨年7月6日午前、外で真相を伝えていた時に不当に連行され、午後、家宅捜査をされた。同年10月18日、2人に対して裁判が行われ、王さんに懲役4年6カ月、李さんに懲役3年の判決が下された。王さんは2012年4月に懲役3年の判決を下されたことがあり、刑務所で酷い迫害を受けたこともあった。

 刑務所の警官・康は王さんの髪の毛を強く引き抜き、拳で王さんの額、胸を繰り返して殴り、右の胸骨を3本骨折させた。王さんは胸の痛みで3年にわたって痛めつけられた。康はまた皮靴を履いたままで王さんの下腹部や頭を蹴ったり、数本のスタンガンを持って王さんの顔、手の裏を電撃したので、皮膚の焼け焦げた匂いが部屋に充満し、王さんの髪の毛が地面にいっぱい散らかった。王さんの頭上には未だに数カ所髪の毛が生えてこない。殴打された王さんは閉じ込められ、5、6人の囚人に交代で監視され、8日8晩にわたって眠らせてもらえなかった。

 8日目の午前、受刑者の趙青は警官の指示によって再度王さんを殴った。康も王さんを当直室まで呼び、再び王さんの下半身を蹴った。

 王さんは監区に移された後、毎日15~16時間の労働を強要され、トイレに行かせてもらえず、失禁するのは日常であった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/3/350545.html)
 
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